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デジタル時代の「卓上テレビ」――東芝「gigabeat V401」レビュー(2/3 ページ)

» 2007年06月11日 12時12分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 電源を入れると、既存モデルとほぼ同じ「ワンセグ」「マイテレビ」「マイミュージック」「マイピクチャ」「マイビデオ」「マイビデオ」「ゲーム」「設定」と並ぶメインメニューが現れる。新設されたのは「ゲーム」で、「ぷよぷよフィーバー」「SEGA BLOCKS」「ソニックリバーシ」の3つのゲームが楽しめる。

photophoto メインメニュー(左)、「ぷよぷよフィーバー」のゲーム画面(右)

 メインメニューは正面のスタートボタンを押せばいつでも呼び出せるようになっており、十字キーで選択と実行、スタートボタンの隣の「戻る」ボタンで操作をワンステップ戻すことができる。この辺りの操作感覚はWindows OSに共通するものであり、初めて本製品に触れる場合でも、しばらく触っていれば慣れるはずだ。

 液晶の大型化で最も影響が出ると予想されるのはやはりワンセグ視聴だが、基本的な機能や操作は既存モデルの「V30E/V60E」をそのまま踏襲している。チャンネル設定(視聴地域設定)は5つまで保存可能で、プリセットチャンネル名の変更や外部アンテナの使用/非使用も設定できる。

 前面の「CH」ボタンでチャンネルの移動、十字キーの中央ボタン押し込みで選択中の局の番組表を見ることができる。受信局の変更を伴わない画面切り替えはスムーズで、番組表も受信中の画面にオーバーレイ表示できるので、操作にストレスは感じない。ただ、同時間帯の全チャンネル番組表を表示(ラテ欄表示)することはできない。これは既存モデルと同様で、せっかくの高解像度液晶をいかせていないのは残念だ。

 最も大きく変更されたのが、「ワンセグ」ボタンを押した際に呼び出される「クイックメニュー」の「表示切換」。「標準表示」「全画面表示」「拡大表示」の3つと、それぞれに字幕あり/なしをあわせた合計6パターンが選択できるようになっている。

 全画面/拡大表示では480×272ピクセルの4インチワイド液晶に320×240/180ピクセルのワンセグ放送を拡大させるので、スケーリングはしっかりしており迫力はあるものの、近距離ではどうしても画像の粗さを感じさせる。標準表示ではレターボックスになってしまうものの拡大が行われないため、精細感が高まり、近距離での視聴でも粗さを感じさせない。

photophotophoto 左から「標準表示」「全画面表示」「拡大表示」。拡大表示では左下のテロップが見切れてしまっている。通常は標準表示と全画面表示を切り替えてながら使うことになりそうだ。視聴しながらの表示切り替えは非常にスムーズだ

 いずれにしてもソースがワンセグ放送なので、地デジ(12セグ)を見慣れた身からすれば物足りない感じは受けてしまうが、視聴距離や番組内容にあわせて表示を切り替えられるのは大きなメリットに挙げていいだろう。それに液晶がワイド比されたことで、スポーツ中継など16:9での放送を映し出す際に無理がなくなったことも利点といえる。

 録画についても既存モデルとほぼ同等だ。放送を受信している状態で十字キーの中央ボタンを押し込んで「番組ガイド」を表示させ、そこから任意の番組を選択して中央ボタンを押し込めば予約が行われる。

photophoto 録画設定画面。時間や曜日、放送局の選択も行えるが画質の変更だけはできない

 予約画面では放送局、開始/終了時間を任意に変更させるほか、「日付」の部分は「毎週○曜日」と設定もできるので、毎週一定の時間に放送されているドラマなどの録画にも便利に扱える。また、視聴中に「ワンセグ」ボタンを押して「クイックメニュー」を呼び出し、その時点からの録画を開始、ないし、タイマー録画をセットすることもできる。

 録画した番組を視聴するには、メインメニューから「ワンセグ」――「ワンセグメニュー」――「録画番組再生」と選択する。「ワンセグメニュー」はワンセグの視聴中に「戻る」ボタンを2回押しても呼び出せる。録画はストリーム録画なので、画質は放送時のものと変わらず、標準/全画面/拡大の表示切り替えも行える。なお、録画した番組をPCなどへコピー(ムーブ)することはできず、HDD容量が少なくなったら消去するしかない。

photophotophoto 録画ファイルの再生。ストリーム録画なので、字幕あり/なしを含めた画面表示の切り替えも自由に行える

 再生中は上側面の再生/停止ボタンのほか、早送り/早戻しボタンで操作できるほか、早送り/早戻しについては十字キーの左右も利用できる。また、再生中に再生/停止ボタンを長押しすると、1.3倍の早見/早聞き再生も可能だ。なお、周囲の明るさを感知して画面の輝度を自動調整する機能も用意されている(標準では「自動」に設定されている)。

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