象印マホービンは8月8日、真空釜圧力IH炊飯ジャー“極め炊き”「NP-LSシリーズ」2機種を発表した。新開発の加圧エンジンを採用。沸騰前から圧力をかけ続けることで、ご飯の甘みが増えるという。あわせて健康調理メニューを省略した「NP-LAシリーズ」2製品もリリースした。
従来製品は釜内の沸騰による水蒸気を利用して加圧していたが、小型ポンプを搭載した新加圧エンジンにより、温度と関係なく圧力をかけることが可能になった。これにより、米のαゲル化が始まる70度前後から1.15気圧で加圧してデンプン粒を分解。糖の溶出を促進させ、甘みやうまみを引き出すという。加圧エンジンがない場合と比較すると、還元糖の量は約20%増加する(東京農大調べ)。
また、蒸らし工程でも従来より高い圧力を2回に分けてかけるため、余分な水分を飛ばしてご飯に粘りと弾力を与える。釜内の圧力は、センサーで0.05気圧ごとにコントロール。硬い皮を持つ玄米も1.3気圧の圧力でふっくら炊きあげることができる。
なおLP-LS型では、専用の「健康調理なべ」が付属。これを利用することで、蒸し料理からパスタまで、さまざまな料理を作ることができる。豆腐やヨーグルトなどの健康料理メニューが掲載されたレシピブックも付属する。
型番 | LP-LS10 | LP-LS18 | NP-LA10 | NP-LA18 |
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炊飯容量 | 0.5合〜5.5合 | 1合〜1升 | 0.5合〜5.5合 | 1合〜1升 |
健康調理メニュー | ○ | ー | ||
本体カラー | プライムホワイト | プライムシルバー | ||
価格 | 9万7650円 | 10万800円 | 8万7150円 | 9万300円 |
発売日 | 9月21日 | |||
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