ボディは2006年モデルの「FinePix F31fd」に比べると大幅に、2007年初頭発表の「FinePix F40fd」に比べると少し薄く軽くなった。小型化の大きな要因のひとつにバッテリーの小型化がある。急激に薄くなった。容量も少し落ち、3.6V/1150mAhが3.7V/1000mAhに。撮影可能枚数はCIPA規格で300枚から230枚に落ちている。分厚かったFinePix F31fdの撮影可能枚数が約580枚だったことを考えると、電池の持ちとスマートさ・持ち歩きやすさを天秤にかけて、後者を取ったということだろう。
基本的な操作系はFinePix F40fdを継承。背面にはモードダイヤル、円形十字キーとその隅に4つのボタンがある。上面に手ブレ補正ボタンが付いたのが新しいところ。
ディスプレイは2.7インチの23万画素と一回り大きくなった。視野角も広く、クオリティはなかなか高い。
撮影モードダイヤルは動画も含めて8種類。このうち、SP1とSP2がいわゆる「シーンモード」で全14種類。SP1とSP2の2つのポジションがあるのは14種類からよく使うものをそれぞれに割り当てておくため。毎回たくさんある中から選ばなくてもよくなる。
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