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2007年08月22日 00時00分 更新

JBLの新たな挑戦、マルチメディアスピーカーへも息づく「JBLサウンド」

オーディオマニアのスピーカーというイメージの強いJBLだが、そこにはプロの現場から生まれ、60年あまりに渡って鍛えられてきた確固たるスピリットが存在しており、それはiPodスピーカーのようなコンパクトな製品にも息づいている。
photo JBLの創業者、ジェームズ・B・ランシング氏

 ジェームズ・B・ランシング。フルネームを書き連ねると首をかしげる人もいるかも知れないが、「JBL」と頭文字を並べればその印象は一変する。エンジニアら音のプロフェッショナルたちが厚い信頼を寄せ、彼らが映画館やコンサートホールなど設置したスピーカーの多くを同社が手がけている。鮮やかなオレンジのロゴマークをどこかで目にした人も多いだろう。

 そんな同社が掲げるキャッチフレーズは「PRO SOUND COMES HOME」。1946年の創業から60年以上にわたりその道のプロフェッショナルたちから認められるサウンドを作り出しながらも、その技術やポリシーはプロの為だけではなく、一般ユーザーへ向けた製品にも確かに息づいている。

プロの現場で鍛えられた「質実剛健」な音

 オーディオに少しでも興味がある人ならば、JBLの名前は当然知っているはず。名機とうたわれる「4343」や「4348」といった「43シリーズ」を利用している人は多いであろうし、“Project”の名を冠するハイエンドスピーカーには羨望にも近い感情を抱いているかも知れない。

 なぜこれほどまでにJBLのスピーカーが愛されるのだろう。ひとえにそれはサウンドクオリティの高さにつきる。同社製品のサウンドは「まるで実際にそこで演奏しているようなサウンド」と語られることも多いが、大きな特徴の一つである、高い性能を持つツイーターとウーファーの組み合わせからは、音の密度感やキレの良さ、パワフルさやマッシブさが余すことなくリスナーへ届けられる。大きさや外観こそ異なれど、JBLの名を冠するスピーカーから受ける「質実剛健」という印象は揺らぐことない。

photo JBLの最高峰「Project Project EVEREST DD66000」
photo ブルーバッフルを継承しながらも、最新技術を結実させたスタジオモニター「4348」

 それはスピーカー設計の鬼才、ジェームズ・B・ランシング氏のDNAをJBL製品が脈々と受け継いでいるからであり、JBLがユニットからシステムまでを自社で設計・開発・製造しているからこそ、実現できることなのである。歴史を紐解けば、ランシング氏がスピーカーエンジニアとして頭角をあらわした時代は、映画がサイレント(無声映画)からトーキー(音声が映像に同期した映画)に移り変わり、突如としてスピーカーに高い性能が求められた時代。当時から高い評価を得ていたランシング氏はこのプロオーディオのステージでさらに鍛え上げられたのだ。

 その後、満を持してJBLを創立、活躍の場を劇場だけではなく、さまざまなコンサートホールや録音スタジオなどにも広げた。1976年には録音スタジオにおけるモニタースピーカーシェアNo.1に輝き(米BILLBOADマガジン '76年調査)、80年代には厳しい条件をクリアした初のTHX認証スピーカーメーカーとなったほか、全世界の75%の映画館に同社スピーカーが導入されるなど、プロフェッショナル市場での成功を確固たるものとしている。

 その後の躍進については語るまでもなく、「JBL」のスピーカーは多くの一般ユーザーにも親しまれているが、今でもその影響は色濃く残っている。映画の祭典・アカデミー賞の審査会場「サミュエル・ゴールドウィン・シアター」にJBLのスピーカーが導入されているほか、2003年には同社スタッフがアカデミー賞の「科学技術賞」を、2005年にはグラミー賞の「テクニカルグラミー賞」を受賞していることからも、妥協のないプロフェッショナルの厳しい目のさらされながら、今日まで進化を続けていることがよく分かるだろう。

photo アカデミー賞の審査会場「サミュエル・ゴールドウィン・シアター」

JBLの歴史はスピーカーユニットの歴史

 同社製品といえば、他社にはあまり採用例の見られない、高い生産技術を要するホーン・ドライバーを搭載した「スピーカーシステム」をイメージするが、同社の歴史はスピーカーユニット開発の歴史といってもよい。創業の翌年1947年に、JBLが初めて発表した製品は、15インチ径のスピーカーユニット「D130」であり、キャビネットにユニットを装着した、いわゆる「スピーカーシステム」が登場したのはそれより2年後の1949年のことであった。

photo レーザーを当てて分割振動をチェックするリアルタイム・FTT・レーザー振動測定

 それから60年以上の長きにわたり、同社はスピーカーシステムおよびスピーカーユニットの開発を続けている訳だが、現在に至ってもその進化は止まらない。確固たる歴史をバックボーンにした匠の技、職人的なノウハウも多く蓄積されているが、それだけではなく、最新鋭の装置をそろえた環境による開発も並行して行われており、現在の同社のスピーカー開発は、職人技と最新技術の融合によるものといえる。

 近年では、2001年に発表された「Project K2 S9800」がそうしたユニット開発のひとつの結実であるといえる。ウーファーにはアルニコ磁気回路を搭載した「1500AL」、コンプレッションドライバーにはベリリウム製ダイヤフラムを利用した「435Be」が搭載されているが、スタジオモニターの傑作「4348」に搭載されているウーファー「1500FE」は、「1500AL」のアルニコ磁気回路をフェライトに変更したものであり、「Project K2 S5800」に利用されているアルミ製ダイヤフラムを搭載した「435AL」は435Beをベースにしたものだ。

 JBLマニアから“ミスターJBL”と呼ばれる同社チーフエンジニアのグレッグ・ティンバース氏はProject K2シリーズのS9800/S5800/S4800をこう評している。「S9800が兄ならば、S5800は弟、S4800は妹だ」と。本来ならばスピーカーとは音的にフラットであることが求められ、チーフエンジニアともあろう立場の人間がスピーカーそれぞれにこうしたキャラクターがあることを公言したりはしないものだ。

photo Project Project EVEREST DD66000に搭載されている380ミリのパルプコーン・ウーファー「1501AL」。Project K2 S9800SEに搭載されている「1500AL」を改良したユニットだ

 ただ、現実問題としてスピーカーにはそれぞれ固有のキャラクターが存在し、ユーザーは自分の好むサウンドを奏でてくれるスピーカーを追い求める。ティンバース氏の発言は、スピーカーにもキャラクターがあることを理解し、理解した上で理想とするサウンドを自信を持って作り出していることの現れだ。

 こうした自信の源は、スピーカーユニットを自社開発しているからであり、ひいては、ユニットを知り尽くしているからこそ、多彩なバリエーション展開が可能であるとも言える。

 スピーカーユニットはクルマで言えばエンジンにあたる中核部品だが、それを自社で企画・開発・製造できるメーカーは世界でも数少ない。生み出すべきサウンドのイメージを明確に持つエンジニアがおり、それを形にする開発力を持ち、実際に製品として送り出す生産力を兼ね備えるからこそ、「JBL」のサウンドはどこまでもブレることがない。

  現在もプロの現場で高いシェアを誇っており、そこから得られた貴重な情報や経験は一般向け製品にフィードバックされている点も見逃すわけにはいかない。無論、その逆に、さまざまな環境で利用される一般向け製品からの情報もプロ向け製品に反映されている。プロフェッショナル向けとしてスタートしたJBLだが、プロ向け/一般向けが相互にお互いを高めあうという好循環が生み出されているのは、一貫した物づくりにこだわる同社ならではといえる。

デジタルオーディオ時代にも息づくJBLサウンド

 最近ではPCやiPodといったデジタルオーディオと組み合わせて利用することを前提としたマルチメディア・スピーカーと呼ばれる製品群もJBLは多くリリースしているが、そこにもJBLのスピリットは息づいている。

photo 25ミリ径のフルレンジドライバー「Odyssey」

 こうした製品は性格上、十分なボディサイズを確保することができない。iPodのような小さなデバイスと組み合わせる以上はなおさら。そこで、「どうすれば小さなボディからJBLサウンドを奏でることができるか」という問いに答えるべく開発されたのが、25ミリ径のフルレンジドライバー「Odyssey」だ。

 強力な磁力を持つネオジウムマグネットのほか、独自開発されたアルミ製コーンなどが小さいながらもきちんとした、質実剛健な「JBLの音」を再生する。それはJBLとしてのバックボーン、蓄積されたノウハウが反映されているからにほかならない。もちろん、コンピュータやデジタルオーディオプレーヤーの音響特性を分析し、裁量のサウンドを導き出す研究が日々行われていることは言うまでもない。

 「jbl on station micro」や「jbl radial」、「encounter」などをみると形状のユニークさに目を奪われがちではあるが、そこにも必然性がある。jbl radialを例にすれば、ドーナツ型のボディは、全体の強度・剛性を高めることで(トンネルがなぜ山や海の重さに耐えられるかを考えれば分かるはず)音質に悪影響を与える不要な振動を抑えたり、音波を効率よくボディ内で反響させるという音響面のメリットも持ち合わせている。よくよく眺めれば決してユニークさだけを狙ったモノでないことが分かるはずだ。

photo 最新のiPod専用スピーカー「jbl radial micro」。25ミリフルレンジスピーカーユニット「Odyssey」を4基搭載する

 最新製品である「jbl radial micro」もドライバーはOdysseyを搭載するほか、瞬間的なピークを抑えて大音量でもひずみの少ないサウンドを実現するOCT(Optimized Compression Technology)コンプレション回路の搭載や、これだけの小型ボディながらも最大限のバスレフポート効果を生み出す「Slipstreamポートデザイン」が施されており、デスクトップに置いても違和感のないコンパクトサイズながらも、まぎれもない「JBLサウンド」を生み出してくれる。

 オーディオマニアのためのブランドというイメージの強いJBLだが、このようにデジタル時代ならではの+αも製品へ反映されており、姿形こそ異なれ、すべての製品が質実剛健なJBLサウンドを響かせている。スピーカーという製品はそれこそ星の数ほど存在するが、実のところ「本物」の音を響かせる製品は意外なほどに少ない。「音を聴く楽しみ」をJBLのスピーカーで再確認してみてはどうだろうか。

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企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年9月30日