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東芝、無線LAN対応モデルの「gigabeat T401」など2機種

» 2007年08月28日 18時37分 公開
[ITmedia]

 東芝は8月28日、ポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat(ギガビート)」シリーズの新製品として、薄さ9.9ミリのスリムボディに2.4インチ液晶を搭載した「gigabeat T401」「gigabeat T401S」を9月7日より販売すると発表した。価格はともにオープン。同社オンラインショップでの価格は、gigabeat T401が2万9800円、gigabeat T401Sが2万4800円となる予定。

photophotophoto gigabeat T401はブラックの1色、gigabeat T401Sはブラック/ホワイト/レッドの3色展開

 gigabeat T401は、無線LAN機能(IEEE802.11b/g準拠)を搭載し、アクセスポイントに接続する環境があれば、PCを使わずにポッドキャストのコンテンツをダウンロードすることが可能だ。スタンダードモデルのgigabeat T401Sは同機能を搭載しない。

 2機種ともに、54(幅)×85.6(高さ)×9.9(奥行き)ミリ、重さ約58グラム(バッテリー含む)のボディに4Gバイトのメモリを内蔵する。WMA(DRM対応)、WMA 9 Lossless、MP3、WAV(PCM)の再生に対応した。最大26万色を表示できる320×240ピクセルの2.4インチ液晶を備え、JPEGの表示やWMVの動画再生もできる。液晶の明るさは5段階で調整可能。

 2007年5月に発表した「gigabeat V401/V801」(V401レビュー)にも搭載した音質改善技術「新H2Cテクノロジー」を採用。音楽データ圧縮時にカットされた約16kHz以上の高音域を、独自のアルゴリズムで補完し、自然な中/高音域を再現する「Professionalモード」と、低音を強調する「Dynamicモード」を選択できる。

 インタフェースは「Windows XP Media Center Edition」のメニュー構成をベースにした「Windows Mobile Software」を採用し、フォルダ管理などがスムーズに行えるという。ボタンやキー類は片手でも操作できるように配置された。また、PCから音楽や画像データを転送する際には、Windows Media Player 11/10を使用できる。

 リチウムイオン充電池を内蔵し、連続約16時間の音楽再生、約5時間の動画視聴ができる。対応OSはWindows Vista/XP。カラーは、gigabeat T401がブラックの1色、gigabeat T401Sはホワイトとレッドを追加した3色を展開する。

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