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屈曲光学系でスリムに7倍ズーム――ペンタックス「オプティオ Z10」

» 2007年09月13日 20時23分 公開
[ITmedia]

 ペンタックスは9月13日、現行の同社コンパクトデジタルカメラでは最高倍率の光学7倍ズームレンズを搭載した「オプティオ Z10」を、10月中旬から販売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円台後半。

photophoto オプティオ Z10

 レンズが飛び出さない屈曲光学系を採用し、35ミリ判換算での焦点距離は38-266ミリ。撮像素子には800万画素の1/2.5インチCCDを採用した。

 顔認識AF/AE機能は、最大15人までの顔を検出し、ピントと露出を“顔優先”で合わせる。検出時間の高速化を図り、最短で約0.03秒を実現した。また、被写体に合わせてカメラが自動的にシーンモードを「風景」「ポートレート」「夜景」「標準」の中から選択する「オートピクチャー」モードを搭載する。

 被写体の明るさに応じてISO感度を最高ISO3200まで自動的に調節する「Digital SR」モードを備え、手ブレや被写体ブレを抑える。また画像再生時に、ブレが目立たなくなるように画像処理する電子式手ブレ補正を備える。動画撮影時の手ブレをソフトウェアにより補正する「Movie SR」機能も搭載した。

 ディスプレイは約23万画素の2.5インチTFT液晶。上下左右それぞれ170度の視野角を確保している。本体サイズは94(幅)×58(高さ)×25.5(奥行き)ミリで重さは145グラム(電池、カード含む)。付属の充電式リチウムイオンバッテリーで約180枚の撮影が可能(CIPA規格)。SD/SDHCメモリーカードに対応するほか、約52.1Mバイトのメモリを内蔵する。

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