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「トギレナイザー」搭載のワンセグgigabeat電車内でもトギレない

» 2007年09月27日 18時23分 公開
[ITmedia]

 東芝は9月27日、ポータブルプレーヤー「gigabeat」の新製品として「gigabeat V41」を10月19日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格と同社直販サイト「Shop1048」での販売価格は2万9800円。

photophoto 「gigabeat V41」ブラック(左)、ダークネイビー(右)

 新製品は“gigabeat V”の名前が示すとおり、「gigabeat V401」(レビュー)と同じくワンセグ放送の受信と録画に対応する端末。新たに独自開発の画像補正技術「トギレナイザー」を採用したことで、電車内など受信状態が悪くなる場合でもデータを自動的に補完し、結果としてとぎれにくい映像として映し出すという。

 本体には4Gバイトのフラッシュメモリを搭載しており、ワンセグ放送ならば20時間の録画が行える。gigabeatとしては初めてSDメモリーカードスロットを備えており、セットしたSDメモリーカードへの番組録画も行える。内蔵メモリに記録された番組をSDメモリーカードへ移動させることもできる。

photo 「gigabeat V41」シャンパンゴールド

 3.5インチ(解像度は320×240ピクセル)の液晶を備えており、本体サイズは115(幅)×75(高さ)×14.2(最薄部:最厚部は23.5ミリ)/約168グラム。音量やチャンネルといった操作ボタンは本体右側に集中しており、操作性を高めている。カラーバリエーションはブラック/ダークネイビー/シャンパンゴールドの3色が用意される。

 ポータブルプレーヤーとしての機能は既存製品とほぼ同等で、楽曲ファイルはWMA/MP3/WMA 9 LossLess/WAVに対応し、動画ファイルはWMVのみに対応する。Windows Media DRM10に対応しており、定額制サービスも利用可能だ。JPEGファイルの表示機能も備えているので、フォトビューワーとしても活用できる。内蔵するバッテリーで音楽再生時には約40時間、動画再生時には約13時間、ワンセグ視聴時には約10時間の連続利用が可能。

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