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ブレに強い最上位コンパクトが1200万画素に――「オプティオA40」

» 2007年10月02日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ペンタックスは10月2日、同社コンパクトデジタルカメラの最上位シリーズとなる新製品「オプティオ A40」を発表した。11月上旬から発売する。価格はオープンで、市場予想価格は4万円前後になる見込み。

photo 「オプティオ A40」

 今年2月に発表された「オプティオ A30」の後継機。同社デジタルカメラ初の1/1.7型有効1200万画素の大型CCDを採用し、最大4000×3000ピクセルの高解像度静止画を撮影できる。高い解像力で定評のあるsmc PENTAXレンズは、35ミリ判換算で37〜111mm相当の光学3倍ズームを搭載。

 同社独自のCCDシフト式手ブレ補正機構「SR(Shake Reduction)」を採用。高精度ジャイロセンサーが検知したブレ量に対して、CCDを水平・垂直に動かすことで静止画撮影時の手ブレを補正する。さらに、被写体の明るさに応じて自動的に最高ISO3200まで自動的に感度を変更する「Digital SR」や、動画撮影時専用の電子式手ブレ軽減機能「Movie SR」など、撮影シーン・スタイルに合った多彩なブレ補正システムを備えている。動画はDivX形式のMPEG-4動画フォーマットを採用。

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 また、撮影画面内の人物の顔を自動的に検知してピント合わせと最適な露出設定を自動設定する「顔認識AF&AE」機能を搭載。画像の白とびや黒つぶれを抑える「ダイナミックレンジ補正」機能も新たに採用した。

 91(幅)×56.5(高さ)×23.5(厚さ)ミリ・重さ約130グラム(本体のみ)の小型軽量ボディに2.5インチの液晶ディスプレイを搭載。LCD ブースター機能付きの高輝度タイプで、日差しの強い屋外でも高い視認性を確保した。記録メディアはSDメモリーカード(SDHC対応)のほか、約21Mバイトの内蔵メモリを搭載した。

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