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“ペン回し専用ペン”に“ドリフト専用RC”――タカラトミー商談会(1/2 ページ)

» 2007年10月10日 23時11分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 タカラトミーは10月10日、販売店向けの商談会を開催し、年末年始にかけて発売する新製品を披露した。今回も気になった新商品をピックアップしてみよう。

 まずは「エアロアールシー」の新シリーズ「ドリフトパッケージ ライト」だ。ドリフトするラジコンカーといえば、ヨコモの「DRIFT PACKAGE」が有名だが、組み立てキットで2万円台半ばと少々ハードルが高い。そこでタカラトミーとヨコモが協力し、低価格でシンプルなドリフトマシンを企画したという。

photophoto 「ドリフトパッケージ ライト」の「トヨタ カローラレビン」と「ニッサン 180SX」。いずれもエアロパーツ&オールペンで往年の“峠仕様”を再現している

 コンパクトなボディサイズ、そして「10分で完成する」(同社)という簡単組み立てはエアロアールシーと同じ。しかし新開発のシャーシは、コントローラを回すだけで後輪が滑り出し、迫力のドリフトシーンを演出してくれる。

 「シャーシは四駆にして、モーターをパワーアップ。タイヤは“八の字”に調整し、後輪を滑りやすいプラスチック製に変えてあります。誰でも簡単にドリフトを楽しめる仕様になりました」(タカラトミー)。

 「ドリフトパッケージ ライト」は、2008年1月発売予定。ボディは、AE86レビン、180SX、FD3S(RX-7)、R34(スカイラインGT-R)の4種類があり、価格は各3150円だ。また3月にはスペシャルバージョンとして、レビンとFD3Sの「D1仕様」(各4200円)を追加する。

photophoto 「RX-7」と「スカイラインGT-R」。右はパール塗装を施した「D1仕様」のレビンとFD3S。クオリティ高し

 なお、上記のようにシャーシサイズはエアロアールシーの一部車種と共通のため、他車のボディを流用してカスタマイズすることもできる。「ドリフトするパトカーも作れます」(同社)。パトカーとドリフト競争というのも楽しそうだ。

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