機能的にも一通りの技術トレンドをおさえている。モニター部は新開発のLSIを採用し、倍速駆動と中間フレーム生成による毎秒120コマ表示をサポート。同社のプラズマテレビでお馴染みの「なめらかシネマ」にも対応する。
入出力端子の数や仕様は各モデル共通。モニター部の入力端子はHDMIとD-Sub 15ピンが各1つのみ。一方のWoooステーションにはHDMI×3にくわえ、D4とS/コンポジットを1系統ずつ装備している。なお、HDMI入力は1080p入力やDeep Colorをサポートしているほか、HDMI-CECを利用した「Woooリンク」に対応。Woooステーションに接続した外部機器との連携が可能になった。
江幡氏は「これまで、日立の液晶テレビは他社との差別化ができていなかった」と振り返る。その上でUTシリーズの投入により日立が“薄型”をリードするという。「次の世代の技術も既に開発している。あとはいつ量産に移せるかだ」(同氏)。なお発表会の会場には先日の「CEATEC JAPAN 2007」に出展した厚さ19ミリの液晶テレビ試作機を展示するなど、さらなる進化にも含みを持たせる内容となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR