お祭りといえばずらっと並んだ露店と人でごった返す狭い通路。神社の狭い敷地にびっしり並んだ様子が地元の祭りっぽくていい。
でも露店の様子って、目の高さで撮ってもあまり迫力がでない。お客さんの数が少ないときは、しゃがんでローアングル。お店を見上げる感じで広角気味で撮ると遠近感もつき、頭上に茂る木々(大体神社って多くが森の中にあって、木が多いもの)が神社っぽくてよい。
人が多いときは上から撮ろう。手を上に伸ばして液晶モニターを斜めに見ながら撮る。ブレやすいので、手ブレ補正のないカメラだと感度を上げる必要があるし、画面が見づらいので慣れないとまっすぐに撮るのは難しいけれども、これなら人が邪魔にならないし露店が遠くまで連なる様子が分かる。
露店といえば、金魚すくいやら射的やら、お好み焼きやら綿菓子やら21世紀になってもやってることは同じ。いや、21世紀だからこそ逆にこの昭和っぽい感じが新鮮なのかも。
というわけで、そんなディテールは欠かせない。家でPS3とかWiiとかで遊んでる子供にとっても、こんな原始的な射的は面白いのである。
普通の金魚すくいもコンパクトデジカメの機動力を生かして真上から撮るとまた面白い。腕を伸ばして真上から撮ってみた図である。
早い時間から出かけて仕込んでる最中を撮るのも面白い。
露店は面白い表現の宝庫でもある。
そうそう、暗くなってきてもできるだけフラッシュは使わず、その場の雰囲気と一緒に撮るべし。
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