RAW撮影に最適な超高速メモリカード――サンディスク「ドゥカティエディション」（2/2 ページ）

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スピードと信頼性で選ぶ「ドゥカティエディション」

　サンディスク「ドゥカティエディション」には、コンパクトフラッシュ、SDカード、USBフラッシュドライブという3種類の製品がある。コンパクトフラッシュは、同社のハイエンドモデル「Extreme IV」シリーズよりワンランク上の位置付けとなり、最高転送速度が5Mバイト/秒アップし、45Mバイト/秒を実現。現在発売中のカードの中でもトップ級のハイスピードを誇り、大容量のRAW撮影もストレスなく行える。

　容量は4Gバイトと8Gバイトの2種類。どちらも-25度〜85度の厳しい温度テストに合格し、永久限定の保証付き。多くのプロカメラマンが愛用していることからも信頼性と安定性の高さがうかがえる。誤って削除したデータを復元するソフト「RescuePro Deluxe」が付属する点もポイントのひとつだ。

ドゥカティエディションのコンパクトフラッシュ

　一方、ドゥカティエディションのSDカードは、「SD Plus」と呼ぶユニークな製品である。これは、SDカード自体にUSBプラグを備え、カードをパソコンに直接接続できる方式。撮影時は通常のSDカードとまったく変わりなく使用でき、ヒンジを倒してプラグをむき出しにすれば、USBメモリのような形状になる。屋外でノートPCにバックアップを取る際や、急に外出先のPCにデータ転送する必要が生じた場合でも、カードリーダーなしでスムーズに取り込める。

　ちなみに、似たような仕掛けの製品は他社からも出ているが、USBプラグのカバー部分がヒンジ式の一体型になっているのは、このサンディスク製品ならでは。着脱タイプのものとは異なり、カバー部分をなくす心配がない。もちろん繰り返し使っても壊れない十分な強度を備えている。

　スピードも高速で、20Mバイト/秒の連続読み取りと書き込みに対応。容量は4Gバイト。コンパクトフラッシュ版と同じく、-25度〜-85度の温度テストに合格し、永久限定の保証付き。「RescuePro Deluxe」が付属する。

ドゥカティエディションの「SD Plus」カード

　ドゥカティエディションのUSBフラッシュドライブについては、そのデザイン性に注目したい。ドゥカティのバイクの彷彿する滑らかなフォルムと鮮やかなカラーリングで、単なる実用品ではなく、モノとしての存在感に溢れている。USBフラッシュドライブはふだん持ち歩いて使用することが多いため、こうしたデザイン性や遊び心で製品を選ぶのもいい。

　スピードは、同社USBフラッシュドライブの中では最速級の20Mバイト/秒の連続読み取りと書き込みに対応。容量は4Gバイト。データ復旧ソフト「RescuePro Deluxe」のほか、オフィシャルライセンス製品であることを示す専用ストラップが付属する。撮影したRAWデータをノートPCから、デスクトップPCへとコピーする用途にも重宝するだろう。

ドゥカティエディションのUSBフラッシュドライブ

　デジタル一眼レフ機のユーザーにはカメラやレンズにこだわりを持つ人が多いが、そのカメラの性能を支えるのはメモリカードである。だからこそサンディスク「ドゥカティエディション」は、スピードと容量、信頼性と使い勝手、そしてデザインにもこだわりがあるのだ。