他のアイテムと組み合わせるのもいい。
落ち葉も立派な紅葉写真。日本庭園に赤い落ち葉が似合う、というわけで、縦位置で撮ってみた。雨に濡れている分、しとっとした感じが出てる。こういう写真だと雨の方が風情があったりする。
紅葉を撮る一番のコツは、紅葉がきれいな場所で撮ること。当たり前だけれども、それがなかなか難しい。観光地ともなると紅葉のピークになる土日はものすごい人出だし、その年によって紅葉のピークは変わってくるので予定を立てるのも難しいし、予定を立てたはいいがその日は雨だった(今回がそうだ)ということもある。
そんなときは近所が紅葉するのを待って撮ろう。
ウソくさい青空とウソくさいほど赤い紅葉。晴れなのにわざわざホワイトバランスを「曇天」にして赤みを強くし、さらに色を鮮やかにして望遠側で撮ってみた。ちょっと望遠にして余計な背景をカットすれば近所で撮っても立派な紅葉写真である。
紅葉のある風景を広角で撮るには、あるいは紅葉を主役に、名建築や街の風景を脇役に入れて撮るにはそれなりの場所へ行かないとダメだけど、背景をぼかして紅葉を大きく撮るなら近所のお寺でも公園でも十分だ。
これは近所のお寺で撮影。ホワイトバランスをあわせ、マイナス1の補正をかけて苔むした地面を背景に撮ってみた。
こんな風にアップで撮るときは背景が大事。最後に背景を変えながらいろいろ撮ってみよう。なお背景がきれいにボケているのは一眼レフだから。ここだけ一眼レフ。
大事なのは主役のもみじと背景の関係ということ。晴れた日は晴れなりに、雨の日は雨なりに雰囲気が出るのは紅葉のいいところということ。きれいな紅葉を見つけたら是非。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR