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東芝、299.99ドルの“第3世代”HD DVDプレーヤー2008 International CES

» 2008年01月07日 04時39分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 東芝アメリカは1月6日、International CESのプレスカンファレンスにて第3世代となるHD DVDプレーヤー「HD-A3」「HD-A30」「HD-A35」を展示した。いずれも既に販売開始されているエントリークラス向けの製品(※初出時、記述に誤りがありましたので訂正させて頂きました)。

photophotophoto 左から「HD-A3」「HD-A30」「HD-A35」

 3製品ともにDVD/CD/HD DVDの再生が可能なユニバーサルプレーヤーで、HD-A30/A35は1080p/24p出力に対応する(HD-A3は1080iまで)。3機種中の最上モデルであるHD-A35は7.1chまでのHDMI伝送も行える。また、HD-A30/A35はレグザリンクによる機器間制御も利用できる。

 HD-XF2など既存モデルとの最も大きな違いは外観。スリムキャビネットを採用しており、いずれも厚さ2.34インチ(約57.3ミリ)。スリムさが強調されているHD-XF2(65.5ミリ)よりも薄く仕上げられている。

 HD DVDについては、ワーナー・ホーム・ビデオがHD DVD/Blu-ray Discの両フォーマット供給体制からBDの一本化を決定し、東芝が「極めて残念」とのコメントを発表している(→ワーナーのBD選択、東芝は「極めて残念」)。今回のカンファレンスでは、Toshiba America Consumer ProductsのPresidentであるAkio Ozaka氏が次世代DVDのブランドシェアは東芝が49.3%と他を引き離していると説明しながらも、HD DVDについては「HD DVDはベストなフォーマットであると信じている」と言及するにとどめた。

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