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みんなが笑顔になるデジカメ――サイバーショット「DSC-W170」レビュー(4/6 ページ)

» 2008年03月06日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

人物系作例

プログラムAEモードで「D-Rプラス」、フラッシュはオフ、顔認識は「こども優先」で撮影。逆光気味だがD-Rプラスと「顔キメ」のおかげで露出補正しなくてもそれなりに自然に撮れた。1/125秒 F3.3 ISO100(左)。同じくプログラムAEモードで「D-Rプラス」。顔認識を使って撮影。1/200秒F9 ISO100(右)
窓を背景という逆光シーンで「おまかせシーン認識アドバンス」。ちゃんと「人物+逆光」と認識され、1枚目はフラッシュで、2枚目はD-Rプラスで連写してくれた。後から好きな方を選べばOK。これはなかなか便利
「おまかせシーン認識アドバンス」で撮影した2枚のうち、フラッシュを使わない方。1/100秒F9 ISO100
三脚にカメラをつけ、スマイルシャッターモードにしてちょっと放置してみた。笑顔と認識するとどんどん自動的にシャッターを切ってくれるのでかなり遊べる。一番左の写真が笑顔かといわれると微妙ではあるが、厳密に笑顔じゃなきゃいけないというわけでもなかろう。笑顔の感度は「中」。すべてフラッシュ自動発光。放置しておくだけでこのように楽しそうな写真群ができあがるのは素晴らしい

ダイナミックレンジオプティマイザーの効果

D-Rオフ(左)、D-R(中)、D-Rプラス(右)の3枚で撮り比べ。オフだと普通の逆光写真。建物が暗くなっている。D-Rだと暗部を持ち上げてくれる。D-Rプラスだと暗部を持ち上げると同時にハイライト部も飛ばないよう抑えてくれる(空のグラデーションを比べると違いが分かる)。この特性をうまく使って使い分けて欲しい。なお、D-Rプラス時は撮影後の処理にちょっと時間がかかるほか、ISO400以上に感度を上げられないという制限が入る
典型的な逆光のシーンでD-Rオフ(左)とD-Rプラス(右)を撮り比べ。暗部を不自然にならない程度に持ち上げてくれているのがよく分かる。
こういうシーンではD-Rオフ(左)にした方がメリハリが出ていい。必要に応じて使い分けるのが一番。それが面倒な場合は、D-Rプラス(右)を基本にしていいかと思う

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