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» 2008年03月06日 13時08分 UPDATE

フロントだけで7.1chサラウンド、ヤマハが新「シネマステーション」

ヤマハがホームシアターシステム「シネマステーション」の新製品「DVX-1000」を発売。2.1chシステムながら7.1chサラウンドに匹敵する音場を作り出すバーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME」を搭載する。

[ITmedia]
photo 「DVX-1000」

 ヤマハは3月6日、ホームシアターシステム「シネマステーション」の新製品として「DVX-1000」を4月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は19万円前後。

 DVDプレーヤーを内蔵したコントロールセンターとステレオスピーカー、サブウーファーで構成される2.1chシステム。新開発のバーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME」(エアサラウンド・エクストリーム)の採用によって、「7.1chサラウンド再生に匹敵するリアルな定位間と明確な方向感」(同社)を実現した。

 疑似的にサラウンド再生を行うバーチャルサラウンド製品は、各方向からの音が耳(鼓膜)に届くまでに生じる周波数特性の変化を数値化したHRTF(頭部伝達関数)をもとに作られるが、同社は視聴者の頭部形状の個人差までも視野に入れた次世代HRTF技術を開発。それを根幹とするAIR SURROUND XTREMEを実装した本製品は、よりリアルなサラウンド再生を可能にしたという。また、本技術の導入によって、2.1chシステムながらも、サラウンドバックまでも再現する「バーチャル7.1ch技術」を実現するほか、世界初(同社)という24kHzまでの再生を保証している。

 そのほか、スピーカーを動かさずにサラウンド可聴ポジションのみを移動させる「ポジション機能」や可聴エリアを横に広げることで複数人でもサラウンド感を味わえる「WIDE」モードを備える。シネマDSPの開発で培われた技術を元に開発された音場プログラムによって、後方への奥行き感を高める「MOVIE」モードや左右の広がり感を強める「MUSIC」モードなど、ソースに合わせたセッティングを行うことも可能だ。

 コントロールセンターはDVDの1080pアップコンバート出力に対応、リップシンクも備える。映像出力インタフェースにはHDMIのほか、コンポジット/コンポーネント/Sビデオ/D2を搭載する。USB端子も備えており、USBメモリーなどに保存したMP3/WMA(DRM対応)の再生も行える。

 フロントスピーカーは、ウェーブガイド付き25ミリソフトドームツィーターと110ミリコーンの専用設計ウーファーを組み合わせた2Way密閉型。キャビネットは剛性の高いアルミが素材に利用されており、共振を抑制する。サブウーファーのユニットは160ミリコーン。空気振動を利用する「アドバンスドYST方式」を採用することで、小型ながらも重低音を再現する。アンプの実用最大出力はフロントが90ワット×2、ウーファーが100ワット/ch。

 オーディオ系回路はサブウーファーに、映像系回路はコントロールセンターに搭載する分離方式を採用。音楽CD再生時には信号経路を最短化すると同時に映像系回路を停止、高品位での再生を可能とするオーディオダイレクトモードも備えている。

 サイズはコントロールセンターが435(幅)×208(奥行き)×38(高さ フロント部)ミリ、スピーカーが145(幅)×178(奥行き)×262(高さ)ミリ、ウーファーが230(幅)×440(奥行き)×477(高さ)ミリ。

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