見やすく使いやすいスタンダード、「IXY DIGITAL 95 IS」

[ITmedia]

「IXY DIGITAL 95 IS」

　キヤノンは3月13日、コンパクトデジカメ「IXY DIGITAL 95 IS」を4月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万2000円前後。

　「IXY DIGITAL 90」の後継となるコンパクト＆スタイリッシュな製品。「IXY DIGITAL 90」には搭載されていなかった光学式手ブレ補正機能を搭載したのが最大の特徴。

　前面のカドをそぎ落としたソリッドなデザインのボディは、背面のボタン類も薄型携帯電話に採用されるようなシートキーを採用。すっきりとしたフォルムを作り出している。デザイン性と操作性を両立させるため、操作インタフェースには回転させるだけで撮影モードや各種パラメーターが変更できるコントローラーホイールを搭載している。

　撮像素子は1/2.3インチ有効約1030万画素CCDで、光学3倍レンズ（35ミリ換算35〜105ミリ）を組み合わせる。画像処理エンジンは「DIGIC III」で、「顔優先AF/AE/FE/WB」と撮影／再生時の「赤目補正」、最大ISO3200の高感度撮影などに対応する。

　背面液晶は3.0型の「クリアライブ液晶II」。IXY DIGITAL 90が搭載する「クリアライブ液晶」に比べて、コントラスト比が高くなりより鮮やかさに見えるほか、のぞき込んだ際の色合いの変化が少ないため、大人数で楽しむ際や、ハイ／ローアングル時の撮影に威力を発揮する。

　サイズは91.6（幅）×56.8（高さ）×20.9（厚さ）ミリ、約155グラム（本体のみ）。付属バッテリー「NB-5L」で約330枚（CIPA基準）の撮影が可能だ。