シャッターボタンを全押しして、あとは「はい、チーズ」で笑えばシャッターが切れるのでセルフタイマーがわりにも使える。これは意外に便利だし、シャッターボタンを押して急いで走って戻る必要もなくなる。タイミングを外して誰かが笑ってしまったら、変な表情で写ってしまうこともあるかもしれないが、笑顔のたびに連続して撮影する機能もあるので、ちゃんと撮れた1枚を残せばいい。
また、この機能ではあらかじめシャッターボタンを押しておくため、しっかり構えていればより手ブレしにくくなるというメリットもある。カシオ計算機の「オートシャッター」はさらに工夫されており、シャッターボタンを全押ししたあと、画面がブレていなければシャッターを自動で切るという機能も備えている。
ソニーは春モデルで大人と子どもを区別する機能を新たに搭載してきた。子ども優先にしておけば、「子どもが笑ってない」という失敗を防ぎやすくなる。「おまかせシーン認識」を搭載した「DSC-T300」「DSC-W170」はスマイルシャッターも利用できるので、お勧めだ。
ニコン「COOLPIX S550」は「笑顔モード」を搭載する。あらかじめ特定の人を登録しておけば、その人の笑顔を認識してシャッターが切れる。また、ポートレートモードでは「笑顔ゲージ」機能を備え、「最もいい笑顔」を検出してくれる。逆に、目をつぶってしまったという場合には直後に警告を出し、すぐに撮り直しができるという「目つぶり検出設定」も搭載している。
オリンパスの「スマイルショット」は、笑顔を検出した瞬間に3枚の写真を自動的に連続撮影するのが特徴。画像サイズは2048×1536ピクセル以下に限定されてしまうが、連続して撮影された写真の中から、さらに最高の1枚を選ぶことができる。「μ1200」や「CAMEDIA FE-320」などに搭載されている。
ペンタックスは「モテ顔」という分かりやすい名称で、肌が美しく撮れる機能を搭載しているが、これに「スマイルキャッチ」機能を追加。確かに笑顔と肌がきれいに撮れるのは女性にとってはうれしいはずだ。「オプティオ E50」がこの機能を搭載している。
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