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» 2008年04月18日 15時58分 UPDATE

8メガCMOSで滑らか撮影――新防水Xacti「DMX-CA8」

三洋電機がデジタルビデオカメラ“Xacti”の新製品「DMX-CA8」を発表した。水深1.5メートルでの撮影が可能なタフネスモデル。撮像素子も8メガへグレードアップし、60fpsのなめらか撮影も。

[渡邊宏,ITmedia]

 三洋電機は4月18日、デジタルビデオカメラ“Xacti”の新製品として防水機能を備えた「DMX-CA8」を5月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。

photophoto 「DMX-CA8」。カラーはホワイト、ブルー、ブラックの3色
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 2007年6月に発表された「DMX-CA65」の後継にあたる製品。DMX-CA65と同様にIPX5(あらゆる方向からのノズルによる噴流水によって有害な影響を受けない)とIPX8(継続的に水中に沈めても有害な影響の生じる水の進入がない)の防水性能を備えており、水深1.5メートルまでの水中でも利用可能だ。マイク/スピーカー部分には音は通すが水は通さない「多孔質体シート」を採用しており、水中でも録音が行える。

 IPX5/8対応、多孔質体シートの採用はDMX-CA65でも行われていたが、新製品では撮影モードへより水中らしい色合いで撮影できる「水中」が追加された。「水中」モード時には録音についても独自の周波数解析アルゴリズムによる音声信号処理が行われ、空気の破裂音や操作音などを水中ならではの雑音を低減する処理も行われる。

photophotophoto 3次元形状パッキンで防水することでIPX8に対応する
photophotophoto グリップスタイルは既存モデルから踏襲、液晶のサイズは2.5型だ(左)、動画撮影と静止画撮影のボタンが独立するスタイルも踏襲しており、動画を撮影しながらの静止画撮影も可能(中)、バッテリーとSDメモリーカードはグリップ部に(右)

 撮像素子はDMX-CA65の1/2.5型有効600万画素原色CCDから「処理の高速性を求めて」(同社)、1/2.5型有効800万画素CMOSへ変更された。高速なデータ処理が可能となったことから、60fspでの撮影が可能となったほか、静止画撮影についても5コマ/秒(最大10枚)と連写性能が向上している。

photo メニューの動画設定項目。「TV-HR」が新設された60fps録画モードとなる

 動画撮影フォーマットはMPEG-4/H.264。撮影モードとしてTV-HR/TV-SHQ/TV-HQ/Web-SHQ/Web-HQの5種類が用意されるが、解像度は最大でも640×480ピクセルにとどまっている。DMX-HD1000/DMX-HD700のようなハイビジョン録画には対応せず、DMX-CA65と同じくアウトドアをメインとしたスナップショットツールとしての位置づけだ。静止画撮影フォーマットはJPEGで、12M撮影モード(4000×3000ピクセル)も用意されている。

動画撮影モード 解像度 フレームレート
TV-HR 640×480ピクセル 60fsp
TV-SHQ 640×480ピクセル 30fps
TV-HQ 640×480ピクセル 30fps
Web-SHQ 320×240ピクセル 30fps
Web-HQ 320×240ピクセル 15fps

 光学5倍ズームレンズの焦点距離は38〜190ミリ(35ミリ換算)、F値は3.5〜4.7。動画撮影時の最低被写体照度は高感度/ランプモード時で約4ルクス、オートモード時では約15ルクス(いずれもTV-SHQ時)。撮影対象の動きを検出、計算する電子式手ブレ補正機能「マルチぶれキャンセラー」を搭載しており、光学式では対応が難しい回転ブレや被写体ブレまでも抑制する。マルチぶれキャンセラーは動画/静止画いずれの撮影時にも有効だ。

photophoto 「マルチぶれキャンセラー」(左)は形式としては電子式だが、光学式では対処が難しいブレにも対応できるという

 人物の顔を認識してフォーカスと露出を自動設定する顔認識機能も搭載。静止画撮影時には最大12人、動画撮影時には6人までを同時に検出する。記録メディアはSD/SDHCメモリーカードで、約44Mバイトのメモリーも内蔵する。付属バッテリーによる連続撮影可能時間は約75分。連続再生時間は約170分。静止画撮影可能枚数は約205枚(CIPA規格)。サイズは70.4(幅)×111.4(高さ)×40.5(奥行き)ミリ、約239グラム(本体のみ)。

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