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パイオニア、1080p対応の高コストパフォーマンスAVアンプ

» 2008年05月15日 15時43分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは5月15日、1080p対応のHDMI端子を搭載したAVアンプ「VSX-918V」と、1080p信号がスイッチング可能なHDMIセレクターも搭載した「VSX-518V」を6月上旬より発売すると発表した。価格はVSX-918Vが7万円、VSX-518Vが5万8500円。

photophoto AVマルチチャンネルアンプ「VSX-918V」(左)と「VSX-518V」(右)

 両モデルともに高音質化と音ゆがみの低減を実現する「PHA(Pioneer Hybrid Amplification)」を搭載、VSX-918Vは1080pに対応したHDMI端子を、VSX-518Vは1080p信号もスイッチング可能なHDMIセレクターを装備している。フロントパネルにはUSB端子を搭載しており、iPodの高音質再生やテレビ画面への情報表示、さらにはUSBメモリや携帯音楽プレーヤーに収録された音声圧縮ファイルの再生も可能となっている。

 録音レベルが異なる楽曲を一定の音量に自動調節する「オートレベルコントロール」機能、最適なサラウンド環境に設定できる「オートMCACC(Multi-Channel Acoustic Calibration System)」、マルチチャンネル再生時の低音ズレを解消する「フェイズコントロール」技術なども採用されている。

 対応するサラウンドフォーマットはDTS、DTS 96/24、ドルビーデジタル、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII(ドルビープロロジックII MOVIE、ドルビープロロジックII Music、ドルビープロロジックII GAME)。MPEG-2 AACとWindows Media Audio 9 Professionalのデコードも行える。

 本体サイズは420(幅)×158(高さ)×352.5(奥行き)ミリで、重量は8.7キロ。アンプ部の実用最大出力はチャンネルあたり130ワット。入力端子はデジタル音声が同軸1系統と光2系統、アナログ音声が3系統、USB端子が1系統、フロントミニジャックが1系統、VIDEO端子が4系統、D4端子が2系統、HDMI端子が2系統。出力端子はサブウーファー出力が1系統、アナログ音声が1系統、AVが1系統、D4端子が1系統、スピーカー出力が1系統、HDMI端子が1系統となっている。

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