全ラインアップにおいて、分け隔てなく高画質を追求するユニデンの液晶テレビ(2/2 ページ)

» 2008年05月21日 10時00分 公開
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パネル1枚ごとに特性の最適化を行うガンマ・オプティマイゼーション

 ユニデンの映像に対するこだわり、それは「見やすさ」だ。具体的にいえば、「自然な色合い」「正確な表示」であり、前述の高画質映像処理回路もそれらを目指して実装されている。さらに、こだわりはこれだけにとどまらない。

photo 「液晶パネルの特性をきちんと揃えておくことも重要」という森氏

「正確な色表現には表示の際の映像処理も重要ですが、その前提として、まず液晶パネルの特性をきちんと揃えておくことも不可欠といえます。弊社では製造時の調整工程に“ガンマ・オプティマイゼーション”を導入しており、液晶パネル1枚1枚の微妙に異なる表示特性に対して、製造時に計測データをもとに補正を施すことで、映像規格で規定されたガンマ2.2へと最適化。ばらつき、個体差を解消していく作業を行っています」(森氏)

 ただ、単純に特性を揃えるといっても、一筋縄ではない。当然ながら、各サイズでパネル仕様は異なり、19型にいたっては部品調達の関係でPCディスプレイ用液晶パネルを採用している。目標とするガンマカーブへと正確に合わせるためには、それぞれのパネルの仕様に応じた補正ポイントの設定が必要だという。

「基本的には、最も暗い部分から最も明るい部分までの間に5つの補正ポイントを設けて、各々でRGBを調整し、すべての階調で色温度が均一になるようにしています。ただ、ガンマカーブの形状やばらつきはパネルによって違うため、調整を行うポイントはそれぞれのパネルに応じた設定が必要です。改良を重ねて工程を確立するまでには手間がかかりましたが、そこは譲れませんでしたね。結果として、現在ではカーブの上から下まで、全体でほとんどずれのない補正が可能になっています」(柚木氏)

photo 最も暗い部分から最も明るい部分までの間に5つの補正ポイントを設け、各々でRGBを調整する

 以上のようにユニデンの液晶テレビは、全モデルで共通して機能をシンプルにまとめる一方で、高画質の追求という点でも分け隔てはない。なかでも19型はかなり手頃な価格(5万円台)ということもあり、冒頭で例に挙げたとおり、まずはパーソナルサイズでその映像品質を確認したうえで、42型や37型をリビングに迎え入れるという購入方法は大いにアリだろう。また、細かな機能差・性能差をあれこれと比較して悩むことなく、単純に自分の部屋の大きさ、あるいは予算に応じて、最適なサイズの液晶テレビを選びたいというユーザーにもおすすめしたい。

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提供:ユニデン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年6月20日