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» 2008年05月23日 16時06分 UPDATE

液晶テレビ販売ランキング(5月12日〜18日):液晶テレビ、今の人気はカラバリと“ほどほど”サイズ

オリンピックを控え、各社から薄型テレビの新製品が発表されている。ボーナス前という微妙な時期だが、“今”売れているモデルはなんだろうか。

[渡邊宏,ITmedia]
順位  先週順位 メーカー 型番 標準価格 発売日
1  1 シャープ LC-32D30 オープン 2008/2/9
2  2 シャープ LC-20D30 オープン 2008/2/9
3  3 シャープ LC-37DS3 オープン 2007/10/10
4  7 シャープ LC-26D30 オープン 2008/2/9
5  4 シャープ LC-20EX3 オープン 2007/8/21
6  6 松下電器産業 TH-32LX80 オープン 2008/2/15
7  16 松下電器産業 TH-20LX80 オープン 2008/2/15
8  5 シャープ LC-32GH3 オープン 2007/8/21
9  8 松下電器産業 TH-17LX8 オープン 2008/2/15
10  13 ソニー KDL-32F1 オープン 2008/3/25

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています


photo シャープ「LC-32D30」(ホワイト)

 全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計したGfK Japanの調査データによれば、5月中旬(5月12日〜18日)に最も売れた液晶テレビはシャープの「LC-32D30」。画面サイズこそは32V型とさほどの大画面ではなく、解像度も1366×768(WXGA)とフルHDに満たないが、ブラック/ホワイト/レッド/グリーン/ベージュの5色を用意し、よりインテリア性を高めたモデルだ。

 ランキングを眺めてみるとAQUOSへの支持が高く、なかでも多色展開する「D/DSシリーズ」が人気であることが見て取れる。また、画面サイズに注目してみると32V〜20V型の中型機種への人気が高いことも同時に分かる。そのことから、――カラー選びにはこだわりたいが、大画面はさほど重要視しない。けれどもある程度のサイズは欲しい――という考え方で製品選びをしている人が多いと推測できる。

 デザイン性という意味ではスリムフレームと薄型デザインを前面に押し出したBRAVIA Fシリーズの「KDL-32F1」も10位にランクインしているが、同シリーズの大画面モデル(KDL-40F1、46F1)や、デザイン性は高いものの16V型と20V型しか用意せず小型テレビとしての色彩が強いBRAVIA Mシリーズがランクインしていないのは、この辺りが原因なのだろう。

 今回のランキングについては、時期という要素も無視できない。先日にシャープが新製品を発表したことで北京商戦へ挑む各社のモデルはほぼ出そろったが、夏ボーナスの支給時期にはまだ少々間がある。低価格化が進んだとはいえ、高価な大画面モデルがランキング上位に顔を出すほど動く時期とは考えにくい。手ごろな価格帯の中型モデルが人気なのもこの辺りに一因がありそうである。

 ちなみに日本経団連の発表では、大手企業の今夏ボーナスはほぼ横ばいとのことだが(リンク先PDF)、それでも平均額は約93万円。大型液晶テレビを購入するにも十分な金額。

 ボーナス商戦が本格化すれば、「カラバリ&ほどほどサイズ」に加えて「高機能&大画面」を選択基準とする人も増加するはず。さらに今シーズンはAQUOS XWooo UTなど「超薄型」をウリとするモデル市場へ投入される。どのような基準で製品選びが行われ、どのモデルが今夏一番のヒットとなるか、注目だ。

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