三洋電機は5月23日、地図データの記録媒体にSSDを採用したカーナビゲーションシステム“MMナビ”を6月1日より順次発売すると発表した。価格は「NVA-MS1280DT」が18万1650円、「NVA-MS1180DT」が15万5400円。
新製品はいずれも地図データ収録用メディアとして、4GバイトのSSDを搭載。電話番号検索4000万件、住所地番検索約3400万件のほか、3D交差点や都市高速入口、方面看板表示が可能となっている。処理回路の高速化を図ることで、ナビ画面を表示しながらのワンセグ音声受信/CD再生や、滑らかな画面スクロール、左右2画面分割、ルートを前方上空の視点から表示する3D地図表示などを実現した。
NVA-MS1280DTにはインターネットから登録した目的地や経由地の地点情報などを保存できる4GバイトのSDカードメモリーが付属しており、合計で8Gバイトのメモリ容量を実現している。SDメモリーカードに保存したMP3、WMA、AACの音楽ファイルの再生が可能で、曲名などの表示にも対応。CPRM対応のDVDドライブも備えており、音楽CDのリッピングおよびSDメモリーカードへのコピーも行える。使用可能なSDメモリーカードは256Mバイト〜16Gバイトで、4Gバイトの場合は最大約1000曲、16Gバイトでは最大約4000曲の録音が行える。
モニタはいずれもQVGA表示の7V型ワイド液晶で、画素数は33万6960画素。VICSはFM多重方式となっており、NVA-MS1280DTに関しては別売オプションで光および電波方式にも対応する。発売日はNVA-MS1280DTが6月1日、NVA-MS1180DTが6月20日を予定している。
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