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» 2008年05月29日 00時30分 UPDATE

デジタルレコーダー販売ランキング(5月19日〜25日):「ダビング10延期」はBDレコーダーにも冷や水 (1/2)

オリンピック商戦を控えて各社の最新レコーダーが出そろった。BDレコーダーの人気は? ダビング10開始延期の影響は? 販売ランキングから確認してみよう。

[渡邊宏,ITmedia]
順位 前回 メーカー名 型番 発売年月日 標準価格
1  1 松下電器産業 DMR-XP12 2008/2/5 オープン
2  2 シャープ DV-AC82 2008/3/20 オープン
3  3 松下電器産業 DMR-XW120 2008/3/25 オープン
4  4 松下電器産業 DMR-BR500 2008/3/28 オープン
5  6 シャープ DV-ACV52 2007/5/21 オープン
6  5 東芝 RD-E301 2007/11/1 オープン
7  7 東芝 RD-W301 2007/10/1 オープン
8  11 シャープ DV-ACW82 2008/3/20 オープン
9  10 ソニー BDZ-T50 2007/11/8 オープン
10  13 シャープ BD-HDW15 2007/12/1 オープン

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています


 「北京商戦」ともいえる今夏商戦期を控え、Blu-ray Discレコーダーの価格低下が進みそうだという調査はあるものの、“今”の一番人気はBDレコーダーではなく、DVDレコーダー。DVDからBDへのシフトが思うように進まないほか、コピーワンスを緩和するダビング10の開始延期がほぼ決定的となった状況もあり、今夏の商戦自体が停滞する可能性もある。

 全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計したGfK Japanの調査データによれば、5月下旬(5月19日〜25日)に最も売れたデジタルレコーダーはパナソニックのDVDレコーダー「DMR-XP12」。トップ10には3機種のBDレコーダー(パナソニック DMR-BR500/ソニー BDZ-T50/シャープ BD-HDW15)がランクインしているが、まだDVDレコーダーへの需要は根強い。

photo 「DMR-XP12」

 DMR-XP12は従来のMPEG-2エンコーダーに加えてMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーを搭載しており、DVD-R DLに約3時間の長時間フルハイビジョン録画が可能な製品。250GバイトのHDDも搭載しており、“フルハイビジョン4倍録り”が行える。2008年1月発表のモデルであり、ダビング10にもバージョンアップにて対応することがメーカーよりアナウンスされているが、肝心の開始は当初の予定である「6月2日午前4時」から延期されるのがほぼ決定的な状況だ。

 昔日の勢いほどはないとはいえ、オリンピックのような大型スポーツイベントがAV機器の商戦へ与える影響は大きい。特に今回の北京オリンピックは日本との時差が少ない地域で行われると言うこともあり、かなりの競技が日中に行われる。「北京オリンピックは録画して楽しみましょう」とはメッセージとして分かりやすく、メーカーとしては、さらにその後へ「録画するなら当社最新レコーダーでどうぞ」と続けたい。

 その「最新レコーダー」へユーザーの関心を引きつける大きな2つの要素が、「Blu-ray Disc」「ダビング10」だ。

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