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大人のための「東京おもちゃショー2008」見どころ案内東京おもちゃショー2008(2/5 ページ)

» 2008年06月21日 05時39分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

未確認飛行物体の正体(タカラトミー)

 未確認飛行物体「QFO」がタカラトミーブースに飛来したらしい。

photo “人類史上最小級の未確認飛行物体”「QFO」の撮影に成功!

 さっそく“確認”してみた。

photophoto 「QFO」。予価は4200円。横にあるUFOは、初回限定で付属するケース。残念ながらケースをかぶせた状態では飛べない

 QFOは、最近はやりの“赤外線コントロール”飛行物体だった。底面にプロペラが付いていることから、ヘリコプターの変形と思われるが、見事なUFOスタイルと浮遊感が素晴らしい。

 基本操作は上下のみ。ただし、遠心力がはたらいて上下移動の際も“らせん状”に飛行するため、慣れてくると方向をコントロールすることも可能だという。もちろん慣れないと操作はなかなか難しいようで、飛行訓練(デモンストレーション)中に来場客の中へ墜落するQFOもちらほら。“人類史上最小級”でよかった。

UFOよりも信じられない移動物体(タカラトミー)

photo 写真の向きはあっています。念のため

 ある意味でQFOよりも信じられない移動物体「エアロスパイダー」。車の格好をしているが、まるでハエトリグモかゴキ○リのように、壁をするすると移動する。前進/後退、左右の転回はもちろん、その場でスピンだってしてしまう。

 それだけではない。ガラステーブルの裏側だって走る。完全に逆さまになっているのに、動いても止まっても落ちる気配がないのは不思議だ。

 その秘密は裏側にある、まるで掃除機のような吸気口。エアロスパイダーは、空気を吸引して軽い車体を壁や天井に吸い付ける仕組みなのだ。また吸気口の左右には、互い違いに配置された駆動輪が見える。これが、その場でスピンできる秘密である(ちなみに外側の4つのタイヤはかざり)。

photophoto 掃除機のような吸気口発見

 車体にはリチウムポリマー充電池を搭載しており、コントローラと接続した状態で30分ほど充電すれば、10分間の走行が楽しめるという。ボディーカラーは4種類あり、いずれも10月に4725円で発売する予定だ。

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