未確認飛行物体「QFO」がタカラトミーブースに飛来したらしい。
さっそく“確認”してみた。
QFOは、最近はやりの“赤外線コントロール”飛行物体だった。底面にプロペラが付いていることから、ヘリコプターの変形と思われるが、見事なUFOスタイルと浮遊感が素晴らしい。
基本操作は上下のみ。ただし、遠心力がはたらいて上下移動の際も“らせん状”に飛行するため、慣れてくると方向をコントロールすることも可能だという。もちろん慣れないと操作はなかなか難しいようで、飛行訓練(デモンストレーション)中に来場客の中へ墜落するQFOもちらほら。“人類史上最小級”でよかった。
ある意味でQFOよりも信じられない移動物体「エアロスパイダー」。車の格好をしているが、まるでハエトリグモかゴキ○リのように、壁をするすると移動する。前進/後退、左右の転回はもちろん、その場でスピンだってしてしまう。
それだけではない。ガラステーブルの裏側だって走る。完全に逆さまになっているのに、動いても止まっても落ちる気配がないのは不思議だ。
その秘密は裏側にある、まるで掃除機のような吸気口。エアロスパイダーは、空気を吸引して軽い車体を壁や天井に吸い付ける仕組みなのだ。また吸気口の左右には、互い違いに配置された駆動輪が見える。これが、その場でスピンできる秘密である(ちなみに外側の4つのタイヤはかざり)。
車体にはリチウムポリマー充電池を搭載しており、コントローラと接続した状態で30分ほど充電すれば、10分間の走行が楽しめるという。ボディーカラーは4種類あり、いずれも10月に4725円で発売する予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR