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iPhone 3Gの設定を完了させるiPhone 3G短期集中連載(3/3 ページ)

» 2008年07月15日 11時16分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 購入直後、「MySoftbank」では「メールアドレスの変更」のみが可能となっている。ここで渡されたプリントアウトを見ながらメールアドレスを入力し(コピー&ペーストはできないので、手入力で)、好きなものに変更すること。同時にパスワードも変更。あとは、そのアドレスとパスワードで、メールの設定を手動で追加すればいい。送信/受信サーバーは自動的に設定してくれる。

photophoto 「設定」の「メール/連絡先/カレンダー」から「アカウントを追加...」を実行(写真=左)、ここで「その他」を選び(写真=右)
photophoto さきほどのメールアドレスとパスワードを入力(写真=左)、このアラートが出たら「はい」をタップする。それで完了(写真=右)

 これで準備完了だ。

 ケータイメールっぽいドメイン名ではあるが、実際にはいわゆる「PCメール」。ただ、プッシュ配信に対応しており、ここにメールがくると、瞬時にiPhone 3Gに「メールが届いた」と表示される。

photo メールが届くと、このように教えてくれる。

 この「Eメール(i)」はケータイ専用のメールシステムではなく、IMAP形式のごく普通なEメールなので、普段使っているPCのメールソフトでアドレス・ID・各サーバーを指定してやればそのまま、iPhone 3GとPC共用のメールアドレスとして使える。

 さらに、iPhone 3GとパソコンはiTunesを通して「PCで使ってるメールアカウント情報をiPhone 3Gへ転送する」ことができるので、iPhone 3Gでアカウントをセットするのが面倒な人は、パソコン上で「Eメール(i)」のアカウントをセットし、動作確認をしてから、iTunesを使って転送してやるという手も使える。

 iPhone 3Gはメールアカウントを複数設定できるので、「i.softbank.jp」を使う人も別途、PCで使っているメインのメールアドレスを登録しておくと、どこにいてもPCへ届いたメールをチェックできてよい、というかそれが普通の使い方だ。

 一番簡単なのはiTunesを使って、PCで使っているメールアカウントをiPhone 3Gと同期すること。そうすればiPhone側で設定する必要がなく、とっても楽ちんだ。

photo iTunes上の「情報」タブでiPhoneと同期する情報を選択できるので、ここで「Eメール(i)」のアカウントを選べば、設定もPCで行える

 ただし、メールアカウントの同期が可能なメールソフトは限られている。Macの場合はMailとMicrosoftのEntourage、Windowsの場合はMicrosoft Outlook(2003または2007)とOutlook Expressのみである。他のメーラーを使っている人は手動でどうぞ。

 以上で設定は完了。やっと次回からiPhoneを使いこなす話になっていく予定。

 実は筆者は初代iPhoneを持っていて、普段からiPod touchを使っていた。だから、iPhone 3Gは「iPod touchにカメラと通話機能がついたもの」、という感じでさほど感動はないかと思っていたけれども、いざ手にしてみると、予想以上に楽しめております。いやはや。

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