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» 2008年07月18日 15時13分 UPDATE

iPhone 3G短期集中連載:MobileMeを試し、シンプルなカメラを使う (1/3)

iPhone 3Gを利用する際に検討したいのが「MobileMe」。有料だが使う価値はある。あわせて、背面カメラの使い勝手も見てみよう。

[荻窪圭,ITmedia]

MobileMeとカメラ機能とWebギャラリーの話

 そういえば、筆者が表参道に徹夜で並び(徹夜路上宴会をしてただけという話もあるが)、iPhone 3Gが発売されて1週間。相変わらず、しょちゅういじっては、バッテリーを急激に減らす日々である。家にいても、ちょっと息抜きに「数独」するとか、FaceBookをのぞくとか、SMSとかしてるからだ。

photo

 さて、iPhone、iTunesときたら、無視できないのがMobileMe。サービス名がMobileMeで、ドメインが「me.com」で、アイコンが雲(クラウドだから)というとってもベタなんだけれども、けっこう使える。

 年間9800円も払って(1カ月あたりでは約820円だが)まで入る価値があるのか、そもそもいったい何なんだ、という声もありそうなのでここで簡単に紹介してみる。

自動同期が便利な総合オンラインサービス

 MobileMeは簡単にいえば、統合型オンラインサービス。20Gバイトの領域を持ち、それをストレージ(iDisk)、専用のメールアカウント(@me.com)、オンラインアルバムなどでシェアして使う。Webメールでありオンラインストレージでありオンラインカレンダーでありオンラインアドレスブックでありオンラインアルバムであるわけだ。

 このサービスはWebブラウザを使っていつでもどこからでもIDとパスワードがあればアクセスできる。URLは http://www.me.com/ となる。ここにアクセスしてログインすると、上記のサービスが受けられるわけだ。

photo MobileMeにアクセスするとまずログイン画面。メンバーならIDとパスワードを入れる。そうじゃない場合はフリートライアルで試してみてもいい。ログインすると、Webメール、アドレスブック、カレンダー、フォトアルバム、オンラインストレージのサービスを受けられる。ちなみにブラウザはSafari 3以降もしくはFirefox 2以降が必要

 で、iPhone 3Gにとって一番うれしいのは自動同期機能。同期されるのは基本的に「アドレスブック」「カレンダー」「ブックマーク」の3つで、どれを同期するかはPC上での設定次第だが(Windowsだと上記の3つ。MacOS Xだともう少しある)、自分のPC上でそれらを更新すると、(15分ごとに)オンライン上のデータと同期されるのだ。

photophoto MacOS XでのMobileMe設定画面。同期する項目をここで選ぶ(写真=左)、Windows XPでのMobileMe設定画面。MacOS Xに比べると同期できる項目は少ないが、iPhone用としては十分(写真=右)

photo iPhone 3GのMobileMe設定画面。MobileMeのメールアドレスをセットすると、その中で各データの同期をとるかどうか選ぶ。この絵だとメールアドレスが「mac.com」だが、これはMobileMeの前身である「.Mac」をそのまま引き継いでいるから。今から登録すると「me.com」のアドレスになる

 iPhone 3Gでこれらを更新すると、その場ですぐMobileMeのデータも更新される。

 逆にMobileMeのデータが更新されると、それがiPhone 3Gや各パソコンに反映され、MobileMeと同期しているマシン(Win、Mac、iPhone 3G)上のデータが常に同じになるわけである。

 もちろんWebブラウザでMobileMe上で直接データを編集してもよい。

 家のMacと家のWindowsとオフィスのマシン(オフィスがそれを許してくれるかどうかは別にして)とiPhone 3Gと……という複数の組み合わせも可能であり、各マシン内のデータが勝手に一致してくれるのは非常に便利なのだ。

 ちなみに、MobileMeに入っていなくても、PCとiPhone 3Gの同期はiTunesを介して行える。それでよしという人はMobileMeなしでも問題ないが、Macユーザーは利点の多いサービスなので(元をたどればMac用のサービスだしね)、iPhone 3Gを買ったMacユーザーは加入しておいてソンはないかと思う。とりあえずフリートライアルをおためしあれ。

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