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日立、超薄型テレビ「Wooo UT」に47V型を追加

» 2008年08月05日 13時57分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は8月5日、薄型液晶テレビ「Wooo UT」シリーズに47V型の「UT47-XP770B/W」「UT47-XV700」を追加、9月26日より順次販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はUT47-XP770B/Wが48万円前後、UT47-XV700が44万円前後。

photophoto 「UT47-XP770B」(写真=左)、「UT47-XP770W」(写真=右)。カラーリング以外の仕様は同一

 Wooo UTシリーズはこれまで、42V型までしか用意されておらず、新製品はシリーズ最大サイズ。画面サイズは大きくなったが超薄型は変わらず、独自の薄型フレームや薄型液晶モジュールの採用によって、35ミリ(モニターのみ、突起部を含まない最薄部)という薄さを実現している。また、ファンレス構造となっており、壁掛け時も熱が伝わりにくいよう配慮されている。

 パネルの解像度は1920×1080ピクセルのフルHDで、輝度は500カンデラ/平方メートル、視野角は178度。画像処理エンジンには「Picture Master Full HD」を搭載しており、倍速駆動や24pのフィルム素材をなめらかに表示する「なめらかシネマ」、明るいリビングでの視聴に適した画質を作り出す「リビングモード」などが利用できる。

photo 「UT47-XV700」

 いずれもチューナーは外付け式の「Woooステーション」で、UT47-XP770B/Wはデジタルチューナーを2基搭載することで2番組同時字幕表示も行える。UT47-XP770B/Wは250は250GバイトのHDDとリムーバブルHDD「iVポケット」へ、UT47-XV700は「iVポケット」への録画が行える。UT47-XP770B/Wの内蔵HDDはダビング10にも対応し、加ViXS Systems Inc.のトランスコード/トランスレート技術「XcodeHD」により、500Gバイト相当の録画(BSデジタル放送で約50時間)が可能となっている。

 UT47-XP770B/WはDLNAに対応するほか、独自ポータルサイト「Wooonet」も利用可能。「アクトビラ」やNTTコミュニケーションズの「DoTV」などが利用できる。両製品ともHDMIコントロール「Wooo リンク」で対応するアンプやデジタルレコーダーの操作も行える。

 スタンドを含まないモニター部の本体サイズはUT47-XP770B/W、UT47-XV700いずれも1146(幅)×745(高さ)×35(奥行き:最薄部)ミリ、21.9キロ。Woooステーションのサイズは297(幅)×66(高さ)×222(奥行き)ミリ、3.3キロ(UT47-XP770B/W)、2.8キロ(UT47-XV700)。

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