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東芝アメリカ、高画質技術「XDE」搭載のDVDプレーヤーを発売

» 2008年08月18日 19時33分 公開
[ITmedia]
photo DVDプレーヤー「XD-E500」

 東芝の米国法人Toshiba America Consumer Products(東芝アメリカ)は8月18日、新開発の高画質回路「XDE」と同技術を搭載したDVDプレーヤー「XD-E500」を発表した。価格は149.99ドル。同日から店頭販売を開始している。

 XDE(eXtended Detail Enhancement)は、DVDの480i/p映像を1080pにアップコンバートした後、さらに画像処理を加えてハイビジョンに近い画質で出力するというもの。「シャープ」「カラー」「コントラスト」という3つの動作モードが用意されており、このうちシャープでは「従来のアップコンバート技術と異なり、画像全体を解析して必要な部分のエッジをより鮮明に細かく描写する」(同社)という。また「カラー」はより自然な色合いに、「コントラスト」は暗めのシーンでもしっかりディティールを描き出す。さらに1080/24p出力やHDMIコントロールもサポートしている。

 同社はCellの技術を応用した「SpursEngine」搭載のノートPC「Qosmio G50」を国内で販売しているが、今回のXDE技術は別途開発されたもので直接の関係はない。なおXD-E500の国内販売については、「検討はしているが、スケジュールは未定」としている。

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