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初の16ビット処理、三菱が液晶テレビ“REAL”の新フラグシップを発表(2/2 ページ)

» 2008年08月19日 17時03分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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画面の下にダブルウーファーを搭載

photo 「LCD-46MZW200」と「壁ぴったりスタンド」を組み合わせた設置例

 外観は“薄型&スリムフレーム”を進化させた。放熱構造設計などの見直しにより奥行きは79.8ミリと薄型化。専用オプションの「壁ぴったりスタンド」(LF-KL200)使用時には、壁とのすき間をゼロにすることが可能だ。

 内蔵スピーカー「DIATONEサラウンドシステム」には、新たにダブルウーファーを追加して低音域を強化した。画面右下に設けられたボックスは400ccと小型ながら、5センチ径の小型ウーファー2つを20ワットで“ダブル駆動”。さらにスピーカー前面のディフューザーが低音を効率よく前方に放射する。クロスオーバー周波数は250Hz近辺という。

 番組本編とCMの音量差を自動調整する「おすすめ音量」も新しい。基本機能は「Dolby Volume」などと同様で、外部入力に切り替えたときにも動作する。EPGはフルHD解像度になり、表示サイズも最大「9チャンネル/8時間」など4種類から選択できるようになった。同社製品ではおなじみの「オートターン」も搭載。リモコン操作で画面の向きを左右30度ずつ変更することができる。

photophotophoto 「おすすめ音量」の概要(左)。サブウーファーを搭載(中)。EPGはフルハイビジョン解像度になった(右)
photophoto 前面にもHDMI端子を装備(左)。サブウーファーユニット(右)

 インタフェースも豊富だ。HDMI入力は4系統あり、うち1系統を前面に装備する。HDMI CECを利用して外部機器をコントロールする「REALINK」もサポート。対応する同社製BDレコーダーなどと接続すれば、「再生リスト表示」や、レコーダーのチューナーを利用した「デジタル2画面機能」、テレビで視聴中の番組を録画する「一発録画」などの機能が利用できる。このほか3系統のビデオ入力(S端子、コンポジット)、2系統のD4入力(ビデオ入力と共用)、ミニD-Sub15ピン、光デジタル音声出力といったインタフェースを装備した。

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