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ソニー「BDZ-T50」vs.パナソニック「DMR-BR500」、お手ごろBDレコーダー直接対決(後編)(3/4 ページ)

» 2008年08月25日 12時33分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

機能的にはほぼ同等だが使い勝手で差が出る編集機能――パナソニック

 編集機能は録画番組内でのチャプター編集と2点間消去、録画番組の分割が主な機能。BDZ-T50との相違点としては番組結合とプレイリストがない点になる。2点間消去はこと前に複数の区間を指定してから一括削除するタイプで、最終的に残る時間を把握してから実行できるのは便利だ。

photophotophoto チャプターの消去と結合はチャプター一覧からサブメニューで実行する。チャプターの設定(追加)は別画面になる。操作を複雑にしたくなかったのだろうが、複雑な編集をする場合はちょっと手間だ
photo 2点間消去は複数箇所を指定してからの消去が可能だ

 編集時の操作感に関しては、少なくともBDZ-T50と比較するといまひとつ。大雑把に編集位置を決定する場合は良いのだが、スロー再生やコマ送りを利用したときのリモコン操作に対する反応が鈍く、行き過ぎては戻るの繰り返しになることが多かった。またMPEG-4/AVC録画された番組の場合、コマ戻しがGOP単位になるといった制限もある。頻繁に高精度の編集をするような人にはちょっとつらい印象だ。

ダビング10の活用はいまひとつ――ソニー

 ダビングはBD重視の仕様。SD解像度の録画でもMPEG-4/AVC録画されるため、DVDメディアへのダビング時にはMPEG-2変換を行いながらの等速ダビングになる。BD-Rメディアの価格が郊外型量販店などでも1枚600〜700円程度まで下がっているので、BDメディアへのダビング中心に考えたほうが良いだろう。またDMR-BR500のようにDVDメディアにハイビジョンでのダビングも行えない。

photophoto ダビングは一覧から選択した準備にダビングされる。番組の左側には選んだ順番が表示される。ダビング中は専用画面となり、(ダビング)停止の選択しかできない

 HDDへの録画中でも高速ダビングは可能だが、逆に高速ダビング中でも予約録画は開始されない点には注意がいる。

 ダビング10には対応済みだが、ダビング可能な回数が増えた以外に機能的なメリットはない。コピー制限されたデジタル放送を含むプレイリストのダビングはダビング10対応前と同様に行えない。この点は改善を期待したのだが、プレイリストはあくまでHDD内での再生用という割り切りのようだ。

 また、HDD内でのダビングはサポートしていない。このためHDDにDRモードで録画して、MPEG-4/AVC変換の画質をチェックしてから適切な画質モードでBDにダビングしたいといった場合には、BD-REメディアを使って“お試しダビング”してみるしかない。

photo コピー制限された番組を含むプレイリストがダビングできない点は、ダビング10対応後でも変わらない。せっかくの機能なのでちょっと残念だ

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