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「お風呂ブラビア」、ソニーから登場

» 2008年09月02日 17時35分 公開
[ITmedia]
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 ソニーは9月2日、防水機能を備えたワンセグテレビ“お風呂ブラビア”「XDV-W600」を10月30日より販売開始すると発表した。価格は4万円前後。

photophotophoto 「XDV-W600」

 IPX7/6相当の防水性能を備え、キッチンやバスルームなど室内のさまざまな場所でテレビを楽しめるワンセグテレビ。なお、IPX6は「いかなる方向からの水の直接噴流を受けても内部に水が入らない」という「耐水性」、IPX7は「定められた条件で水中に没しても内部に水が入らない」という「防浸性」をそれぞれ示している。

 “ブラビア”の名前を冠するワンセグテレビとしては「XDV-D500」が販売されているが、本製品は4型(画面解像度はQVGA)という大画面液晶(XDV-D500は3型)を搭載、表示色数についてもXDV-D500の約26万色から約1670万色に拡大して色再現能力を向上させている。カラーマネージメント機能やコントラスト強調、明るさ補正、輪郭強調などの画質向上機能/処理も行われている。

 受信感度はXDV-100比で約1.8倍に高められたほか、ワンボタンで開始できる内蔵メモリへの録画機能(最長10時間)も備えており、電波の届きにくい閉鎖空間である浴室での利用に考慮している。録画についてはタイマーのほか、EPGも利用可能だ。GUIも浴室での利用に適したカラー/アイコンサイズに見直されている。音が反響する浴室や水音が絶えないキッチンでの利用に適した、大口径スピーカーも搭載している。

 付属クレードルでは充電が行えるほか、クレードルにはF型アンテナ端子が設けられており、「クレードルで充電しながらドラマを録画、帰宅したら本製品を浴室へ持ち込んでドラマ鑑賞」といった使い方にも対応する。

photophoto 背面にマルチアタッチメントを装着することで立て掛け/ぶら下げての利用ができる

 内蔵充電池のほか、乾電池による駆動も可能。AM/FMラジオも搭載しており、防水性能とあわせて防災用品としての活用も期待できる。アルカリ乾電池併用時のワンセグテレビ視聴時間は約23時間(内蔵駆動時間のみでは最長7時間)。バスグッズのようななめらかなボディのサイズは約145(幅)×98(高さ)×42(奥行き)ミリ、約302グラムで、カラーはホワイト/ピンク/ブルーの3色。立て掛け/ぶら下げでの設置が可能なマルチアタッチメントなどが付属する。

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