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» 2008年09月12日 16時47分 UPDATE

ミラーレスのマイクロフォーサーズ初号機“LUMIX”「DMC-G1」 (1/2)

パナソニックがマイクロフォーサーズに準拠したデジ一眼「DMC-G1」を発表。ミラーレス構造を採用することで「世界最小最軽量」を実現した。

[ITmedia]

 パナソニックは9月12日、デジタル一眼カメラ“LUMIX”「DMC-G1」を10月31日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は8万円前後。手ブレ防止機能付きレンズ「LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-F5.6 ASPH./MEGA O.I.S」をセットしたレンズキット「DMC-G1K」、同じく手ブレ補正機能付きレンズ「LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-F5.6/MEGA O.I.S」もセットされるダブルズームレンズキット「DMC-G1W」も用意される。いずれも価格はオープンで、実売想定価格はレンズキット「DMC-G1K」が9万円前後、ダブルズームレンズキット「DMC-G1W」が12万5000円前後。

photo 「DMC-G1」(写真はレンズキット「DMC-G1K」)
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 8月5日に発表された新規格「マイクロフォーサーズ」に準拠したマウントシステムを採用、さらにはミラーを搭載しないミラーレス構造とすることで124(幅)×83.6(高さ)×45.2(奥行き)ミリ、385グラムという小型軽量化を実現した。このサイズと重さは「世界最小・最軽量」(同社 可動式液晶搭載レンズ交換式デジタルカメラとして)。「一眼は重いという常識は捨てて頂きたい」(同社代表取締役副社長 牛丸俊三氏)

photophoto レンズマウントはマイクロフォーサーズ準拠

 ミラーレス化に従い、光はミラーで振り分けられることなく撮像素子へ到達し、測光/測距は撮像素子で受け取った情報を元に行われる。また、フランジバック(レンズマウント面から撮像素子までの距離)は「DMC-L10」の約40ミリから約20ミリに短縮されており、ミラーレス構造は本体の薄型化にも貢献している。なお、ミラーで反射(フレックス)させる構造を備えないため、新製品の形式について同社では“レフ”という言葉を含まない「レンズ交換式デジタル一眼カメラ」と表現している。

photophoto ミラーを搭載するDMC-L10との構造比較

 ミラーを配置しないため、撮影時の確認はライブビューのみとなり、AFはコントラストAF方式のみとなる。位相差AFに比べて速度が遅いと言われるコントラストAFだが、新製品のAF速度はDMC-L10と比べて約3倍に高速化された。精度も位相差AFに対して約2倍の合焦精度達成した」(同社)という。AFポイントの移動も可能で、23点の多点AF、顔認識AF、追尾AFなども利用できる。MF時にはピントを合わせたい位置を任意選択して拡大表示させることも可能だ。

 映像を確認するため、背面には3.0型/46万ピクセルの可動式液晶、ファインダー部には144万画素相当のライブビューファインダー(LVF)を備える。アイキャッチセンサーも搭載しており、のぞき込むだけでLVFに切り替わる。背面液晶/LVFともに視野角は約100%で、LVFの倍率は約1.4倍(35ミリ換算約0.7倍)。撮影時には、画面を確認しながら「光の色」「明るさ」「鮮やかさ」を±5段階で調整できるほか、フィルムを入れ替えるように色調や質感を変更できる「フィルムモード」も画面を確認しながら適用できる。

photophoto 背面液晶は可動式のバリアングル液晶
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