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» 2008年09月19日 08時30分 UPDATE

特集 秋のフルHDビデオカメラ(4):デュアルコーデックのビクター「GZ-HD40」、アクティブ派に三洋「DMX-HD1010」 (1/2)

前々回前回に引き続き、各社の最新フルHDビデオカメラをチェックする。今回はAVCHD/MPEG-2のデュアルコーデック機「GZ-HD40」とグリップスタイル個性派「DMX-HD1010」を取りあげる。

[小山安博,ITmedia]

MPEG-2とAVCHDが使い分け可能な「GZ-HD40」

日本ビクター「GZ-HD40」

 日本ビクターのフルHDビデオカメラ「GZ-HD40」はAVCHDとMPEG-2の2方式での録画に対応しており、用途に応じて使い分けられるのが大きな特徴だ。

 120Gバイトという大容量HDDを内蔵しており、AVCHD/フルHDの最高画質XPモード(平均17Mbps)で約15時間、EPモード(同5Mbps)なら約50時間という長時間録画が行える。AVCHDに比べファイルサイズが大きくなるMPEG-2/フルHDでも約10時間の記録が可能だ。

 「フルHD録画」という観点だけからすれば記録方式はAVCHDだけでも不都合はないが、PCで編集する際のハンドリングと高いビットレート(平均26.7Mbps)を考えるとMPEG-2での記録にも十分な価値がある。特にAVCHDの編集にはPCパワーを必要とするため、PCでの編集/処理を優先したい場合はMPEG-2を選択するのもアリだ。

 記録メディアはHDDだが、今回取り上げた6製品の中では中では唯一、microSDカードスロットを搭載する。8GバイトのmicroSDHCカードであれば最高画質で約1時間の記録が可能。ただし、microSDカードへの記録はAVCHDのみとなる。

photophoto 「GZ-HD40」(写真=左)、レンズ脇にフラッシュを搭載。右下にはレンズカバースイッチがあり、手動で開閉する(写真=右)

 撮像素子には1/3型CMOSセンサーを採用し、動画撮影時の有効画素数は約135万画素。レンズは光学10倍ズームの「JVC HDレンズ」を搭載する。焦点距離は50〜500ミリ(35ミリ判換算時、4:3)、F値はF1.8〜F2.2。レンズの手ブレ補正機能は電子式。モニターは2.8型20.7万画素のワイド液晶だ。

photophoto 液晶横のボタンで基本操作を行う(写真=左)、再生と撮影の切り替えは側面の専用ボタンで行う。ダイレクトバックアップ/DVD作製用にも独立したボタンが用意されている(写真=右)

 本体サイズは約73(幅)×68(高さ)×140(奥行き)ミリ、約540グラム(撮影時)で、付属バッテリーでの駆動時間は液晶モニター撮影時で約1時間25分(連続撮影時間)、約45分(実撮影時間)となっている。

 長時間録画が可能な本製品には、再生機能として「オートグルーピング」を搭載する。通常のサムネイル表示に加え、再生中に液晶横のインデックスボタンを押すと自動で動画をグループ分けしてサムネイル表示する。撮影感覚や撮影時刻、撮影時間の長さなどの情報を使ってグループ分けし、サムネイルにまとめるので、たくさんの動画があっても、目的の動画が探しやすくなる。

photophoto 通常、1撮影ごとに1コマ表示されるサムネイルが、オートグルーピングによって1つにまとめられた。たくさんの動画を保存できる分、目的の動画が探しやすいように配慮されている

 他製品と同じく、ケーブル1本でカメラと接続してDVDに映像を書き込める専用DVDライターが別売で用意されている。同社からは専用DVDライターが複数販売されており、上位機種の「CU-VD50」は再生機能も搭載しており、DVDを作製するだけではなく、HDMIでテレビと接続すれば、プレーヤーとしても利用できる。

photo やや動きには弱いという印象もあるが、肌の描写は自然
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