とりあえずは卵焼きやきゅうり、さくらでんぶなどを使ったスタンダードな太巻きに挑戦してみる。ハンドルローラーと固定ローラー、移動ローラーの3つでつり下げられている「まきまきシート」の上に、ごはんや具材をのせる。このとき、シートの端から端まで均一にごはんをのせるのがコツだ。ごはんを平らに敷き詰めたら、その上に具材を入れる。さらにその上にごはんを平らにかければ準備はOKだ。
今度はスライドフレームを移動させて「まきまきシート」を円柱状にする。そしてハンドルを回して太巻きの形にしていく。ハンドルローラーの回転はなかなかスムーズ。6回転くらい回したら、今度はハンドルローラーと固定ローラーの間からノリを入れていく、ハンドルローラーを回していくとノリがシュレッダーのように自動的に引き込まれていくので、そのままハンドルを回し続ける。あとはフレームストッパーを解除して、太巻きを取り出せばできあがりだ。
作るプロセスそのものは実に簡単で、具材を準備するほうが手間がかかったくらいだ。不器用なワタクシでも丸い太巻きを簡単に作ることができた。ごはんが少なめだったのか、少し緩い気もするが、慣れれば最適なごはんの量も分かってくるだろう。この商品は、太巻き、細巻き、極細巻きの3種類の太さが選べるようになっており、太さを変更する場合も移動ローラーの位置を動かすだけのワンタッチだ。
付属のレシピカードには、動物の顔をした「ぶたさんまき」や「ネコちゃんまき」「くまさんまき」、ハートの形をした「ハートまき」や「ももまき」、細巻きを束ねて太巻きの具にした「おはなまき」などユニークな太巻きの作り方が12種類も掲載されている。これらのレシピカードの通り作ってもいいし、自分でオリジナルの太巻きを開発してもいいだろう。付属の型押しもよくできていて、三角やハートの形をした細巻きが簡単に作れる。
子どもの弁当などには凝ったデザインの太巻きを作ってもいいし、手巻き寿司のように、食卓にこの器具を置いてみんなで作りながら食べたりしても楽しいだろう。親子のコミュニケーションを図るのにもぴったりだし、大人同士で作ってもけっこう盛り上がる。ぜひこの商品を使って、楽しい食卓を演出していただきたい。
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