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泡立ちミルクで喫茶店気分♪ 「スーパークリーマー・カフェ」橘十徳の「自腹ですがなにか?」第40回(2/2 ページ)

» 2008年10月14日 12時35分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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温度管理が大切

 使い方は、まず牛乳を本体に注ぎ、そのままフタをしないで電子レンジに入れて40〜50度に温める。時間は牛乳100ミリリットルの場合、500ワットでは40〜50秒、600ワットでは30〜40秒とのことだ。適温になったら取り出してフタを閉めて、ハンドルセットを取り付ける。泡立てのプロセスは、最初の10秒は牛乳にシャフトを浸して撹拌し、泡立ち始めたら本体を少し傾けて、ハンドルセットを上下に動かしながら20〜40秒間回転。その後、回転を止めて30〜60秒間放置して泡をなじませればできあがり。あとは泡をスプーンですくってコーヒーなどの上にのせれば完成だ。なお、アイスの場合は電子レンジで温める必要はなく、1〜5度の牛乳を使って撹拌すればOKだ。

photophoto スイッチを入れるとシャフトが回転(左)。牛乳を入れてかき混ぜる(右)

 作り方を読めばお分かりの通り、牛乳を入れてスイッチを入れればハイおしまい、というわけではない。本体を傾けたり、ハンドルセットを上下に動かしたりと、少しばかりコツがいるが、ワタクシが実際に作ってみたところ、とくに問題もなくクリーミーな泡が完成した。牛乳は乳脂肪分が3.5%以上のものを使うように書いてあったが、低脂肪乳でもけっこう泡立った。このあたりは牛乳メーカーや銘柄によって差があるのだろう。ただ、説明書とは別に「『泡立ちミルクの作り方』コツとご注意」という説明書きが入っているところを見ると、中には泡立たないというクレームもあるのかもしれない。とくに牛乳の温度管理は大切なポイントのようだ。

photophoto できあがり(左)。説明書にはレシピも掲載(右)

カフェオレ以外のレシピも収録

 説明書には、「カプチーノ」と「チョコオレ」「ハニーティー」「抹茶オレ」と、この製品を活用したレシピを4つほど掲載している。実は本体の目盛りにはミリリットル表示のほかにアルファベットで示した「カフェスケール」の表示も載っていて、説明書のレシピと連動している。レシピを見ながら指示されたアルファベットの分量まで材料を入れて調理すれば、レシピ通りの飲み物ができあがるというわけだ。単なるカフェオレのほかにも色々と作れるので、凝ったカフェのメニューを作ってみたいという人は買って損はない。

 機器自体も、シャフトの根本付近に液だれ防止用のリブが設けられていたりと、細かい部分までよく考えられている。また、泡立ちミルクの作り方から機器のメンテナンス方法まで、説明書もかなり親切に書かれていて安心だ。いつもは味気ないインスタントコーヒーを飲んでいるワタクシだが、真っ白な泡立ちミルクをのせるだけで立ちどころにコーヒーが美味しそうに見えるから不思議である。自宅にいながら手軽にカフェ気分に浸れるこの商品を活用して、日常の中でちょっとしたぜいたくを味わっていただきたい。

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