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» 2008年10月20日 20時44分 UPDATE

画質だけじゃない:全方位の進化を果たしたパナソニック「DMR-BW930」(前編) (1/5)

パナソニックのBlu-ray Discレコーダー「DMR-BW930」。長時間録画やBD再生画質に注目されがちな同機だが、細かく見ていくと、まるで同社の底力を見せつけるかのように全方向の進化を遂げていることが分かった。

[坪山博貴,ITmedia]
photo 「DMR-BW930」。基本デザインは共通の新シリーズ3機種だが、DMR-BW930は唯一インシュレーターを装備する。それでも高さ63ミリとスリムだ

 パナソニックのBDレコーダー2008年冬モデルとして投入されたのはダブルチューナーモデルの「DMR-BW930/BW830/BW730」、およびVHS一体型の「BR-630V」だ。従来機種よりもさらに低ビットレートなMPEG-4/AVC(AVCHD)長時間録画を全面に押し出しているが、画面デザインやメニュー体系といったユーザーインタフェースの刷新、ハイビジョン動画の再生も可能なアクトビラ対応に代表されるネットワーク機能など、モデルチェンジの内容はかなり濃密だ。

 今回使用するのはダブルチューナーのハイエンドモデルとなるDMR-BW930。1Tバイトと最大容量のHDDを内蔵したもっとも高機能・多機能な製品になるが、今回は2008年冬モデルの代表として評価した。今回はシリーズ内でもっとも低価格なDMR-BW730でも1080/24P、1080/60P出力をサポートするなど、旧シリーズ(2007年冬発売のDMR-BW900/BW800/BW700)に比べて機能の差異は小さくなっている。ただし、DMR-BW930はオペアンプやコンデンサー、電源ユニットといったアナログ段に良質なパーツを用いるなど、オーディオ的にこだわった造りになっているのも特徴だ。

photophoto 前面パネルはハーフミラー加工。前面カバーの下にB-CASスロット、i.Link(TS入出力対応)、SDカードスロット、USB端子と、最低限の基本操作ボタンのみを備える(左)。DVD-RAMもサポートしているが、カートリッジメディアには非対応。イジェクトボタンは左端の上面に備える(右)
photophoto 本体インジケーター部。実用的だが、高級感はかけらも感じさせないシンプルなデザイン(左)最上位機種のDMR-BW930のみが防振効果を持つ4点のインシュレーターを備える(右)
photophotophoto 背面の端子はシリーズでほぼ共通。DMR-BW730のみ、同軸デジタル音声出力とi.Link端子が省略されている(前面にはある)。また、金メッキが施されているのはDMR-BW930だけ(左)一部ボタン名が変更されているが、リモコンは基本的に従来モデルと共通のデザイン。数字キーや録画ボタンなどはカバー内に収容されている(中、右)
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