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三菱、5倍録画に対応した「REALブルーレイ」普及モデル

» 2008年10月24日 15時51分 公開
[ITmedia]
photo “REALブルーレイ”「DVR-BZ110」。春に登場した上位機「DVR-BZ200」は継続販売となる

 三菱電機は10月24日、Blu-ray Discレコーダー「REALブルーレイ」の新製品「DVR-BZ110」を発表した。春に登場した「DVR-BZ100」の後継となる普及モデル。11月21日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では14万円前後になる見込みだ。

 従来機と比較すると、大きな違いは3点。まずMEPG-4 AVC録画の効率アップにより、デジタル放送番組をフルハイビジョン解像度のまま約4.7Mbps(AEモード)で録画できるようになった。BDメディア(1層)に最長10時間40分、DVDメディアへのAVCHD記録でも約2時間のフルハイビジョン記録が可能になる。また電子番組表がフルハイビジョン解像度となり、一覧性を向上。「液晶グット楽リモコン」は省略されたが、代わりにボタン数を絞ったリモコンとフル機能リモコンの2つが付属する。

 内蔵HDDは250Gバイトで、BDドライブはBD-Rの4倍速記録に対応する。チューナーは地上デジタル×2およびBS/110度CS×2。デジタル放送の2番組同時録画が可能だ。三菱製品の特徴となる「オートカットi」「ハイライト再生」「楽曲再生」は従来機から継承しており、予約録画した番組の本編部分だけ、あるいはCMだけの再生や、スポーツ番組の盛り上がったシーンだけを再生することができる。

 HDMI出力は、新たにDeepColor出力や24p出力をサポートしたほか、同社の液晶テレビ「REAL」と連携動作する「REALINK」にも対応。ほかにD4、S端子/コンポジット、光デジタル音声出力などを備える。また、デジカメ写真やAVCHD方式の動画をHDDへダビングし、再生可能なSD/SDHCカードスロットも用意している(カードからの直接再生は非対応)。外観は従来製品のデザインを継承したもので、外形寸法は430(幅)×361(奥行き)×77(高さ)ミリ。重量は約5.4キログラム。

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