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» 2008年10月30日 19時30分 UPDATE

ナナオ、デジカメユーザー向けの液晶ディスプレイ調整キット「EIZO EasyPIX」

「EIZO EasyPIX」は、測色センサーと専用ソフトをセットにした液晶ディスプレイ調整キット。液晶ディスプレイとプリンタのカラーマッチングを手軽に行える。

[ITmedia]
tm_0810eep01.jpg 調整中のイメージ

 ナナオは10月30日、同社製の液晶ディスプレイに対応したカラーマッチングツール「EIZO EasyPIX」(イージーピックス)を発表した。価格は1万9800円で、11月28日に発売する予定だ。

 EIZO EasyPIXは、これまで液晶ディスプレイのカラーキャリブレーションを実践してこなかったデジタルカメラのユーザー向けに、簡単な操作で液晶ディスプレイの表示環境を整備できるようにしたオールインワンパッケージ。液晶ディスプレイの色を測定する測色センサー「EX1」と、色調整作業を行う専用ソフトウェア「EIZO EasyPIX Software」で構成されている。

 EIZO EasyPIX Softwareは、ユーザーの目的に応じた「マッチング」「写真鑑賞」「Webなど一般用途」の3つのモードを用意している。

 マッチングモードはプリンタ出力との色合わせを目的としており、印刷する用紙の白と画面上の白が同じに見えるように「色合い」と「明るさ」を手動で調整した後、EX1でディスプレイ表示の自動測定(2分弱)を行い、調整結果に名前を付けて保存するという操作手順になる。マッチングモードで液晶ディスプレイとプリンタの色合わせをすることで、イメージ通りのプリントが可能になり、刷り直しを行った場合の用紙の無駄や待ち時間のストレスを低減できるという。

tm_0810eep02.jpgtm_0810eep03.jpg マッチング目標の設定画面(写真=左)。画面の白と用紙の白が同じ色に見えるように右下の「色合い」と「明るさ」を手動調整する。付属の測色センサー「EX1」はUSBでPCと接続して使用する(写真=右)

 残る2つのモードは用途別に適した色温度にディスプレイの表示を合わせるために利用する。写真鑑賞モードは自然光やストロボでの撮影環境に近い色味(色温度5500K)に、Webなど一般用途モードはWebコンテンツやsRGB環境などで標準的な色味(色温度6500K)に調整可能だ。操作手順は、いずれも画面上の白色を好みの「明るさ」に手動で調整してから、EX1でディスプレイを自動測定し、調整結果に名前を付けて保存するといった流れだ。

 調整済みの表示設定は3つまで保存でき、クリック操作1つで表示の切り替えが行える。表示環境を維持するには定期的な調整が欠かせないため、任意の時間を指定して、ディスプレイ再調整のための通知を行うタイマー機能も持つ。

 対応機種は、FlexScan SX3031W-HSX2761WSX2461Wなどで、順次拡大していく予定だ。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS 10.3.9以降となっている。

 なお、ナナオはEIZO EasyPIXの単体発売に先駆け、既存の液晶ディスプレイにEIZO EasyPIXをセットにした「FlexScan SX2761W-PX」と「FlexScan SX2461W-PX」を11月20日に発売する。

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