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iPodの快適さをさらに高めるノイズキャンセルヘッドフォン「HP-NC20.IP」

iPodは快適なミュージックライフを演出してくれるが、アウトドアでリスニングの障害となるのがさまざまな騒音。iPod専用のノイズキャンセルヘッドフォン「HP-NC20.IP」で更なる快適さを手に入れよう。

 ひところに比べると話題に上ることは少なくなったが、電気的な処理で周囲の騒音を低減する、いわゆるノイズキャンセリングヘッドフォンはすっかり定着したようだ。各社から「騒音を○○%カット!」とうたう製品は多数登場しているし、ウォークマンもこの機能を本体に内蔵したシリーズが定番化している。

 ただ、市場で高い支持を得るiPodとノイズキャンセリングヘッドフォンを組み合わせようと考えると、iPodの軽快さを損なわずに利用できる製品が非常に少ないことに気が付かされる。

 ノイズキャンセルの効果だけを考えれば耳全体を覆うオーバーヘッド型ヘッドフォンのタイプを組み合わせるのが最適だが、それではサイズも大きくなり、「通勤中に気軽に」というニーズにはそぐわない。カナル型イヤフォンを採用する製品も存在するが、ノイズキャンセルの原理上、電源供給が欠かせないために電池ボックスを設ける必要があり、こちらもややスマートさに欠ける。

 iPodで気軽に、軽快に利用できるノイズキャンセリングヘッドフォン――ありそうでなかった製品として登場したのが日立マクセルの「HP-NC20.IP」だ。

photo 「HP-NC20.IP」

 HP-NC20.IPはiPod専用のノイズキャンセリングヘッドフォンで、iPodとはDockコネクタで接続する。一般的な3.5ミリステレオミニジャックは備えないため、iPod専用の周辺機器といえる。電源はiPodから供給されるため、乾電池などは必要なく、非常に軽量(約22グラム)かつコンパクトだ。もちろん、「Made for iPod」のプログラム認定を取得した製品であり、愛用のiPodに安心して組み合わせることができる。

 イヤフォンは耳穴にフィットするカナル型(耳栓型)で、形式としては密閉ダイナミック型に分類される。9ミリ径のドライバユニットを搭載しており、再生周波数帯は20〜20000Hz。S/M/Lと3サイズのイヤーピースも付属する。電気的に外部からのノイズを低減する機構を備えているとはいえ、物理的にノイズが耳に届かないようにする構造を採用することは同様に大切な要素であるだけに、きちんと自分の耳穴サイズにマッチしたイヤーピースを装着したいところだ。

photophoto iPod touchとの組み合わせ例(写真=左)、装着例(写真=右)

 最大の特徴であるノイズキャンセルについては、PhitekのANR(Active Noise Rejection)ノイズキャンセルシステムを搭載している。仕組みとしては、ハウジングに設けられたマイクで周囲の騒音を集め、その騒音を打ち消す逆位相の波形を電気的に生成し、合成することでノイズを低減する一般的なアクティブノイズキャンセリングの仕組みだが、低減された状態のノイズをさらに検知し、再度、ノイズ低減を繰り返すことで効果を高める「フィードバック方式」を採用することで、騒音のみを最大で約1/9まで低減する。

 このフィードバック方式は再集音するという仕組み上、集音マイクをハウジング内部に設ける必要がある。そのためハウジングサイズを大きくできるオーバーヘッド型ヘッドフォンでの採用例が多い方式だが、本製品ではカナル型イヤフォンの小さなハウジング内にマイクを設けている。指先ほどのサイズのハウジングにマイクを搭載するだけでもかなりの技術力が必要になることは容易に想像がつくだけに、驚きに値する。

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photophoto 指先ほどのカナル型ハウジング内部に集音用マイクも搭載されている

 利用方法は非常に簡単で、対応するiPodのDockコネクタに本製品を差し込むだけ。電源スイッチや効果切り替えスイッチなどもないので、シンプルに利用できる。ただ、装着時はクリックホイールによる音量調整は行えず、本製品のスライダーで音量調節を行うことになる。なお、対応するiPodは第4世代以降のiPod、iPod classic、iPod mini、iPod nano(第1世代以降)、iPod touch(第1世代以降)となっている。

photo 対応するiPodのDockコネクタに差し込むだけで利用できる

 常に逆位相の波形を生成し続けるというアクティブノイズキャンセリングの仕組み上、同種の製品では音を流さず(あるいは非常に小さな音量で)、かつ、周囲が静かな状態でスイッチをオンにすると、サーっと言うホワイトノイズが気になるモノもあるが、本製品ではそのようなことはなく、深夜の自室など静かな環境でもほとんどノイズを感じることはなかった。

 本製品は効果をオフにすることができないので、カナル型イヤフォン自体がどれほどの遮音効果を持ち、ノイズの低減に貢献しているは分からないが、ホワイトノイズの少なさからはオーディオ製品としての素性を感じることができる。

 装着感も上々で、一般的なカナル型イヤフォンとほとんど変わらない感覚で使うことができる。ただ、ケーブルが若干硬めであることと、ケーブルが服などに触れた際に発するタッチノイズがやや大きめに感じられてしまうのは、ひとによっては気になるところかもしれない。

 音質に関しては低音重視の傾向があるものの、どぎつさを感じるほどではなく、低音がほどよく全体へ立体感を与えてくれている。シンバルやウッドベースも粒が立ち、きちんと分離される。繊細さよりもダイナミックさを重視するキャラクターを持つように感じられるが、電車内など騒音が常にある移動中に使うことを主として想定する製品だけに、この味付けは納得がいくところだ。

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 肝心のノイズキャンセルの効果だが、PCやエアコンのファンのみが低く小さく響く深夜の室内ではさほど効果を発揮せず、地下鉄をはじめとした通勤経路や大型エアコンが常に稼働している店舗などで大きな効果を発揮した。常にノイズキャンセルONの状態となるため、リスニング中のスイッチONによる明確な効果は体感しにくいのだが、利用しながら地下鉄に乗り込み、イヤフォンを耳から外すと「ああ、この電車内はこんなに耳障りな音にあふれていたのか」と驚かされる。

 かといって過剰に外音を遮断する訳ではなく、電車内なら行き先のアナウンス、店舗内なら流れているBGMなどはきちんと聞こえてくる。地下鉄がホームに入る際の空気の圧縮音やレールの継ぎ目を乗り越える音などといった、環境ノイズもゼロになる訳ではない。あらゆるノイズ(利用者によって意味を持たない音)を完全に遮断するのではなく、“心理的に気になる周波数帯”を上手にカットしているという印象だ。

 ノイズキャンセルによるリスニングの快適さも非常に心地よいものだが、試用していて同様に快適だったのが、電池不要という取り回しの良さだ。前述したよう、これまでもカナル型イヤフォンを採用したノイズキャンセリング製品は登場しているが、本製品はiPodと電源を共有することで、別途電源を用意する必要がなくなっている。いつものようにイヤフォンをiPodに差し込むだけで、ノイズキャンセルが行われるのだ。これは非常に利便性が高く、快適だ。

 また、Dockコネクタ部分に設けられたボリュームコントローラーも、音量ボタンをハードウェアとして備えない第1世代iPod touchと組み合わせた際には非常に便利に扱える。スライダーの幅が短く、音量の微調整がしにくい点はマイナスだが、スライドさせるだけで音量調整が行えるという直感的な操作を実現している点も評価できる。

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 日々の通勤のみならず、飛行機や列車など長時間乗る旅行の際にiPodが手放せないという人は多いはず。日立マクセルの「HP-NC20.IP」はiPodの軽快さを失わず、“差し込むだけ”という手軽さで周りのノイズを低減し、一層の快適なリスニングを実現してくれる。外出先でも「静かなリスニング環境」を手にしたい人にとっては、非常に価値のある製品と言える。


提供:日立マクセル株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年1月31日

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