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» 2008年12月29日 14時35分 UPDATE

本山由樹子の新作劇場 特別編:ジャンル別おすすめBD37本、これを見ずして年末年始を過ごす事なかれ (1/3)

タイトルが豊富になってきたBDは、年末年始の休暇にぜひともチェックしたいもの。今回はBDの迫力を十分に味わえるアクションや、話題のアニメなど、ジャンル別お薦めを一挙37本ご紹介!

[本山由樹子,ITmedia]

 先週は独断と偏見(笑)にてセレクトした、モトヤマ的10本をご紹介しましたが、年末年始にチェックしたいタイトルはそればかりではありません。時間があるからこそ、好きなジャンルの映画を思う存分堪能したいという方も多いはず。

 そこで今回は、「洋画――アクション・サスペンス編」「洋画――ドラマ編」「洋画――旧作編」「洋画――BOX編」「アニメ」「その他」とジャンルごとのおすすめタイトルをご紹介します。今冬にBDレコーダーやPS3を購入してBD再生環境を整えた方に、DVDとは一線を画するクオリティをぜひ体感して頂きたいと思います。

BDならでは迫力を満喫! 洋画――アクション・サスペンス編

 興奮必至のアクション・サスペンスはぜひとも大画面で観てほしいジャンル。インディに青春を捧げた中年ファンにとって、シリーズ4作目となる「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」の復活は“事件”だったに違いない。南米を駆け巡るインディの冒険は今回も危機また危機の連続。ヒロイン、マリオンとの再会の顛末も気になるところ。3時間以上の特典に加え、BD特典「INDIANA JONES TIMELINE」も楽しめる。ブルース・ウィリスの当たり役「ダイ・ハード4.0」は、マクレーン刑事と女性スパイとの肉弾戦だけでなく、最新鋭戦闘機との捨て身の戦いが大迫力。臨場感たっぷりの大音響の連続なのだ。

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「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」 「ダイ・ハード4.0」
パラマウント ジャパン/4935円 20世紀フォックス/4935円

 2009年もファンお待ちかねのシリーズ最新作が目白押し。1月にはコミック原作の異色ヒーロー・アクション「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」と、6代目ボンド=ダニエル・クレイグ主演のシリーズ通算第22作目「007/慰めの報酬」が公開されるので、前作の復習をしておこう。特に「007」は「〜カジノ・ロワイヤル」直後から物語が始まり、これを観ておかないとついていけないので、要注意。

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「ヘルボーイ」 「007/カジノ・ロワイヤル」
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/4980円 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/4980円

 シリーズもの以外では「クローバーフィールド/HAKAISHA」「アメリカン・ギャングスター」の2タイトルがおススメだ。「クローバーフィールド」はネットを逆手にとった宣伝戦略で世界的に大ヒットした話題作。NYを破壊しつくすモンスターの正体はもちろん、本編では明かされなかった謎は音声解説やメイキングなどの特典で確認しよう。デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが火花を散らすクライム・サスペンス「アメリカン・ギャングスター」は必ずや観てほしい1本。オスカー俳優たちの熱演、そこから生まれる緊迫感をハイビジョン映像なら一層感じられるはずだ。

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「クローバーフィールド/HAKAISHA」 「アメリカン・ギャングスター」
パラマウント ジャパン/4935円 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン/4935円

アカデミー賞受賞作を見逃すな! 洋画――ドラマ編

 ドラマ編では、近年のアカデミー賞受賞作品を中心に紹介したい。昨年のアカデミー賞でとも本命視された「ノーカントリー」と「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。作品賞・監督賞・脚色賞・助演男優賞の最多4部門を制した前者は、麻薬組織の金を持ち逃げした男と、謎の殺し屋との緊迫したチェイスを軸にしながら、2人を追う老保安官を通して、社会の不条理を描き切った犯罪劇。逃げても隠れても地獄の果てまで追ってくるハビエル・バルデム演じる暗殺者のしつこさはもはや芸術の域。主演男優賞と撮影賞の2部門に輝いた後者はダニエル・デイ=ルイスが強烈な怪演を見せた石油王の一大叙事詩。どちらも万人向けの作品ではないが、映画史に残る“怪物”たちの生き様は一見の価値あり。

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「ノーカントリー」 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
パラマウント ジャパン/4935円 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント/4935円

 興味本位でした1度きりのセックスで妊娠した女子高生の成長を描いた「JUNO/ジュノ」は、新人脚本家ディアブロ・コディがデビュー作にして脚本賞を受賞。少々変わり者だが、世の中をフラットな視線で見ている主人公のジュノ、そして演じるエレン・ペイジがとにかく魅力的。外国語映画賞に輝いたドイツ映画「善き人のためのソナタ」にも注目。ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを背景に、ある劇作家の日常を監視・盗聴する男の数奇な運命を綴る。サスペンスとヒューマニズムが見事にかみ合った重厚なドラマだ。

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「JUNO/ジュノ」 「善き人のためのソナタ」
20世紀フォックス/4935円 ニューセレクト・ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/4980円

 ミュージカルのおススメを2本。ジェニファー・ハドソンが助演女優賞を受賞した「ドリームガールズ」では、歌とダンスのスペクタクルを大いに堪能したい。衣装デザイン賞にノミネートされた「アクロス・ザ・ユニバース」はザ・ビートルズの名曲を散りばめた異色ミュージカル。監督は舞台版「ライオン・キング」の演出家ジュリー・テイモア。監督がこだわったという映像表現と、ビートルズの詩の世界をBDで繰り返し噛み締めたい。

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「ドリームガールズ」 「アクロス・ザ・ユニバース」
パラマウント ジャパン/4935円 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/4980円

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