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» 2009年02月24日 22時40分 UPDATE

小さく、速く、多機能に――進化したパナソニック「DMR-BW950」(前編) (1/3)

パナソニックのBlu-ray Discレコーダー「DMR-BW950」は、2009年春モデルの最上位機。わずか半年という、BDレコーダーとしては異例の速さで新モデルを投入したことになるが、単なるマイナーチェンジではないようだ。

[坪山博貴,ITmedia]
photo 「DMR-BW950」

 ここ数年、パナソニックは秋にダブルチューナーのBlu-ray Disc(BD)レコーダーを、春にシングルチューナーのBDレコーダーやDVDレコーダーを投入するペースを守ってきた。つまり、1年かけて全体のモデルチェンジを行ってきたわけだが、2009年の春モデルは様子が違う。良い方向で裏切られ、ほぼフルラインアップが登場した(→パナソニック、“ワンセグ持ち出し”機能も備えた新「ブルーレイDIGA」4製品)。

 今回取り上げるのは、デジタルダブルチューナーと1TバイトのHDDを内蔵した最上位機種の「DMR-BW950」。「UniPhier」(ユニフィエ)の採用とMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーの搭載による長時間録画に対応しており、従来モデル同様、HLモード利用時には50Gバイトの2層BDメディア使用時で約24時間、DVDメディアでも約2時間10分のフルハイビジョン録画が可能だ。「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロードサービス」や「YouTube」などのネットワーク機能も充実している。また、最上位製品らしく音声系のオペアンプ、コンデンサーなどに良質なパーツを用い、電源部も特別なものが採用されている点などが下位製品との違いとなる。

 見た目は大きく変化した。まず、奥行きが239ミリと旧モデル(DMR-BW930)に比べて約24%(76ミリ)も短くなった。ちなみに突起部を含めても75ミリ短くなっているので、デザイン上のごまかしなどではない。収容するラックなどに十分奥行きがある場合にはあまりメリットにはならないかもしれないが、一方で液晶/プラズマテレビの普及で最近はテレビラックの奥行きもどんどん短くなる傾向にある。奥行きが350ミリをきる製品も珍しくないが、今回のパナソニック製品であれば、コネクターやケーブルに無理をかけることなく、背面の配線が可能だろう。

photophoto まず驚かされるのが奥行きの短さ。239ミリと従来の4分の3になった。外形寸法は430(幅)×68(高さ)×239(奥行き)ミリ(左)。映像出力はHDMIのほか、D4×1、S端子×1、コンポジット×1。入力端子は2系統でいずれもS端子付き。光デジタルと同軸デジタルの音声出力、i.Linkの入出力も備えた。地上波のアンテナ端子はデジタルとアナログが統合されたタイプ(右)
photophoto BDドライブは左側。カートリッジメディアには対応しない(左)。右側のカバー内にi.Link端子(HDV/TS対応)、SDメモリーカードスロット、USBコネクタ、B-CASカードスロットとミニマムな操作ボタンを装備。インジケーターもシンプルなタイプだ(右)
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