ITmedia NEWS >

小さく、速く、多機能に――進化したパナソニック「DMR-BW950」(後編)(2/3 ページ)

» 2009年02月25日 23時58分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

一括ダビング機能でおまかせダビングのおまかせ度をさらに向上

 ダビング機能は、従来通りBD/DVDメディアの残量に合わせて自動的に録画モードの変更まで行う「おまかせダビング」と、任意で録画モードやダビング順などの設定が行える「詳細ダビング」に分かれている。このうち「おまかせダビング」で利用できる機能として、「まとめ番組」を一括ダビングできる「シリーズ一括ダビング」が搭載された。

 一応、「まとめ番組」に触れておくと、毎日、毎週といった繰り返しの予約録画で録画した番組をフォルダのように1つにまとめる機能だ。録画済みの任意の番組を選択し、まとめ番組として扱うことも可能。例えばドラマであれば、最近は放送開始直前や最終回前に特番が放送されることもあるため、こういった番組をまとめ番組になっている本編に追加するといったことも可能だ。

photophoto 繰り返しの予約録画で録画した番組は自動的に「まとめ番組」として1行にまとめられる。なお、「全番組表示」に切り替えてまとめ番組としての表示は無効にもできる

 本機ではダビング時にまとめ番組を選択すると、まとめ番組に含まれる番組をすべてダビングするか、含まれる番組を任意に選択するかを選べるようになった。ユーザーインタフェースとしても分かりやすく、大容量のBDメディアを活用できるという意味でも有用な機能といえる。

photophoto まとめ番組を選択すると一括ダビングと個別ダビングの選択が可能。従来通り、1番組ずつ指定することもできる
photo こちらは詳細ダビング。一括ダビング機能は利用できないが、画質モードを任意に選択できるほか、おまかせダビングでは表示順になってしまうダビングの順番を任意に設定することもできる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.