レビュー
» 2009年02月27日 17時21分 UPDATE

世界最小級の二足歩行ロボット:「ROBO-Q」の機動性をゆる〜く検証する(対決編)

タカラトミーの「ROBO-Q」(ロボキュー)は、赤外線コントロールでちょこまかと動きまわるキュートなロボット。発売前に借りることができたので、動画を交えて紹介していこう。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 タカラトミーが2月28日に発売する「ROBO-Q」(ロボキュー)は、親指サイズの小さな二足歩行ロボット。赤外線コントロールでちょこまかと動きまわり、自分で判断しながら迷路を抜けたりもする。このキュートなロボットを発売前に借りることができたので、動画を交えて紹介していこう。

photophoto 「ROBO-Q」(ロボキュー)。ブリキの玩具をイメージした「レトロタイプ」と未来的なデザインの「フューチャータイプ」の2種類がある

 ROBO-Qには、ブリキの玩具をイメージした「レトロタイプ」と未来的なデザインの「フューチャータイプ」がある。ITmedia社内では、当初レトロタイプのほうが「かわいい」と圧倒的に好評だったが、実際に動かしはじめるとフューチャータイプの評価も急浮上。レトロタイプより少し細身にできているためか? いずれにしても、ちょこちょこと動き回る小さなロボットは女性のウケがいい。これはとても重要なポイントだ。

 ROBO-Qが動く仕組みは、“ソレノイド”――つまり電磁石である。下から本体をのぞき込むと、両足の内側にコイルが見えた。おそらく本体内に駆動部は持たず、足そのものを磁力で動かしているのだろう。分解してみたい衝動をおさえつつ(借り物なので)電源をオン。本体ではなく、コントローラーからロボットの起動音(っぽい音)が流れるので、自然と気分は盛り上がる。また、歩行中や充電開始などの際にも動作音が鳴り、ROBO-Qの状況を教えてくれる。


photo 2.5等身で股下は約3ミリ。短い足でちょこちょこ動く
photo 顔の両側面に障害物センサーを搭載
photo ランドセルの上面に電源スイッチがある

photo コントローラー。ROBO-Qの起動音や歩行音を手元のスピーカーから再生する
photo ROBO-Qを収納して持ち運ぶことができる
photo 充電中。コントローラの先端とROBO-Qのおなかの磁石がくっつくとスピーカーから効果音が流れ、充電開始。20〜30分の充電で約3分間の歩行が可能だ

 コントローラー操作は、前進速度の調整(オフ+3段階)と左右の旋回だけなので、難しいところはまったくない。ただし、赤外線コントロールのため、コントローラーとROBO-Qの間に障害物があると動作しなくなる点に注意だ。

自律動作で遊ぶ

 人工知能を搭載したROBO-Qは、自律動作(人の手を借りずに行動する)も可能だ。具体的には、顔の左右に搭載されたセンサーを使い、周囲の障害物を認識。「回避」あるいは「追跡」しながら動き回る。

 例えば、追跡モード中のROBO-Qに指を近づけると、まるで寄り添うようにくっついてくる。指を離すと、ちょこまかと駆け足で必死に(?)追いすがる。かわいい。

photophoto 見事に迷路を抜けた
photo 指についてくるROBO-Q

 もし複数のROBO-Qが用意できるのなら、隊列を組んでみよう。先頭の1台だけを操縦し、残りは「追跡」モードにして移動開始。うまくいけば、“カルガモ一家”のようにROBO-Qが整然と移動を始める(びっくりどっきりメカの行進という説もある)。

 逆に回避モードでは、指から逃げようとするROBO-Qの進行方向に先回り。逃げまわるROBO-Qはコミカルだ。ただし、周囲からはROBO-Qをイジメているようにしか見えないので注意したい。


 ロボットに欠かせない要素といえば、やはり対戦格闘だろう。今回の対戦相手は、120円(コーヒー一杯)で召喚された新人記者“乙女”こと小笠原。さらに同期入社のツテをたどって新人2人を巻きこみ、2対2のバトルが展開された。

 予算と時間がないため、ステージは手近なもので製作。ホワイトボードに線を引いたサッカー場、自販機のカップを置いただけの大玉転がしコース、CD-Rをリサイクルした相撲の土俵など……。地球に優しいチープな戦場で、低レベルな戦いがゆる〜く繰り広げられた。その結末は動画で確認してほしい。

photo 大玉ころがし中

photo ぐだぐだのサッカーも楽しい


 ROBO-Qの価格は3675円。パッケージには専用のボールも付属する。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia LifeStyle に「いいね!」しよう