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» 2009年03月09日 15時46分 UPDATE

お好みはどちら?:「やすらぎ」と「ワイヤレス」 ヤマハのiPod用オーディオ2機種を楽しむ (1/2)

本格的なコンポタイプから手軽なワイヤレスタイプまで、充実したiPodオーディオをラインアップするヤマハ。今回は「TSX-130」「PDX-50」について、その実力をチェックしていこう。

[荒木孝一,ITmedia]

 国内屈指の音響メーカーとして知られるヤマハが、昨年末よりiPod対応オーディオ機器へ本格的な取り組みを開始した。ミニコンポタイプから単機能スピーカーまで幅広い製品を展開しているが、その中でも今回はデスクトップオーディオシステム「TSX-130」と、ワイヤレス方式のポータブルプレーヤードック「PDX-50」に注目。両機種が持つ機能や使い勝手などを見てみよう。

photo 同じヤマハ製iPod用スピーカーシステムながら、異なる個性を持つ「TSX-130」(左)と「PDX-50」

天然木仕上げが落ち着いた雰囲気の“やすらぎ”デザイン「TSX-130」

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 TSX-130は、iPod用スピーカーとしての機能のみならず、CDプレーヤーやFMラジオチューナーを内蔵したオールインワンタイプのデスクトップオーディオシステム。

 このモデルでまず目をひくのが、柔らかい雰囲気を醸し出す外観。近代的なデザインを採用するiPod用スピーカー/オーディオシステムが多い中、TSX-130では本体上面に天然木仕上げのウッドテーブルを用いており、ヤマハらしいとも表現できる、落ち着きのある「やすらぐデザイン」(同社)に仕上がっている。

 操作パネル以外はすべてフラットな構造になっているため、ベッドサイドに設置すればメガネやアクセサリーなどの小物を置くのにも便利に使える。今回試用したのはマットホワイト調のボディーにナチュラル木目のウッドテーブルを備えた「ホワイト」だが、マットブラックの本体とブラウンのウッドテーブルを組み合わせた「ブラック」も用意されているので、室内の壁紙やインテリアに応じて選ぶことができる。

photophoto フロントマスクはとてもシンプル。高さは12センチのコンパクト設計だ

 操作パネル部分には煩雑にならない程度で、かつ必要十分な数のボタンを装備。各ボタンの大きさや間隔も余裕を持ってレイアウトされているため、起床直後に寝ぼけ眼で操作しても安心だ。

 使いやすく整列した操作ボタンの奥には、iPod classic、iPod nano、iPod mini、iPod touchなど各種iPodシリーズを取り付けられるiPod Dockが備わっている。iPod接続時には再生だけでなくバッテリーの充電も可能だ。ただし、TSX-130にはDockアダプタが付属していないので、iPod本体に同梱のアダプタもしくは市販のiPod Universal Dockアダプタを使用しよう。なお、これは本体上部にiPodを接続するタイプの宿命でもあるが、ウッドパネルに置かれたメガネなどを取る際はiPod本体をなぎ倒さないよう注意したいところだ。

photophoto 使い勝手のよい操作パネル(写真=左)、輝度を自動調整してくれるディスプレイの下には、CDトレイがスッキリと配置されている(写真=右)

 iPod Dockの右側には、TSX-130が持つ特徴の1つであるUSB端子が配置されている。これは、USBメモリやポータブルオーディオなどに記録した音楽ファイルを再生するためのもの。USBマスストレージクラスに対応し、FAT16かFAT32で記録されたUSB機器であれば問題なく使用できる。MP3やWMAファイルが複数フォルダに格納されている場合でも、フォルダをスキップしての再生が可能だ。

 ベッドサイドで利用する際にもうひとつうれしい点が、充実したアラーム機能だ。アラームは2種類のプリセットができ、音についてもビープ音のみを再生する「BEEP」、少し前から音楽を流し始めて設定時刻が来たらビープ音を鳴らす「BEEP+MUSIC」、音楽のみを再生する「MUSIC」の3種類から選択が可能。

photo アラーム設定を除く大半の操作はリモコンから行える

 音楽のソースが「iPod」「CD」「USB」「FM」の4種類から選べるほか、地味ではあるが便利な機能としてアラーム時の音量を設定できるのも嬉しい点だ。もちろんスヌーズ機能も搭載しており、アラームの作動中に「SNOOZE/SLEEP」ボタンを押すと、5分後に再び鳴ってくれる。また、就寝前に便利なスリープタイマーは30/60/90/120分から設定が可能だ。

 楽曲指定はもちろんシャッフルやリピートなど、アラーム設定を除く大半の操作は付属のリモコンから行える。ベッドサイドにスピーカー本体を設置しておき、普段はパソコンに向かいながらリモコンでBGMを再生、といった使い方にも便利だ。ディスプレイの明るさは室内の状況に応じて自動調整してくれるが、手動で100%/80%/60%/40%/20%の切り替えも可能。そのほか、NORMAL/MILD/HEAVY/LIVEの4種類から音質を選べる「DSPモード」、最大で30局のプリセットが行えるFMラジオなども特徴といえる。

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