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» 2009年03月23日 16時29分 UPDATE

録画機能付きSTBも提供:ひかりTV、4月にハイビジョンチャンネルを拡充 (1/2)

NTTぷららが事業戦略説明会を行い、今後のサービス拡充計画を明らかにした。ハイビジョンチャンネルの拡充に加え、BSデジタル放送や録画機能付きSTBの提供などを計画しているという。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 IP TVサービスの「ひかりTV」を運営するNTTぷららは3月23日、サービス開始1周年の事業戦略説明会を行い、今後のサービス拡充計画を明らかにした。まず、4月にハイビジョン専門チャンネルを10チャンネル追加して計15チャンネルに拡大。BSデジタル放送のIP再送信やHDD内蔵STB(セットトップボックス)の提供なども計画している。

 ひかりTVは、NTT東西地域会社の「Bフレッツ」および「フレッツADSL」の上で地上デジタル放送やCS系専門チャンネルの再送信を含む放送サービスと、双方向性を生かしたVoD(ビデオ・オン・デマンド)を提供している。昨年3月に「4th MEDIA」を衣替えしてサービスを開始して以来、しばらくは加入者数25万件前後の横ばい状態が続いていたが、7月の「OCNシアター」と「オンデマントTV」統合などを経て加入者の増加傾向に勢いがつき始めた。NTTぷららの板東浩二社長によると、3月11日には初めて50万契約を超えたという。

photophoto NTTぷららの板東浩二社長(左)。“見放題”を導入して以来、利用者あたりのVoD利用頻度が急上昇した(右)

 板東氏は、好調の理由を多チャンネルとVoDの“見放題”サービスと分析する。ひかりTVのプラン別加入状況を見ると、加入者の約6割が月額2625円で多チャンネル放送が見放題となる「テレビおすすめプラン」、同じく2625円で約5000本のVoDコンテンツが見放題の「ビデオざんまいプラン」、あるいは月額3675円で両方が見放題になる「お値うちプラン」に加入している状況(いずれも別途チューナーレンタル費が必要)。「見放題の導入により、例えば1ユーザーあたりのVoD視聴数は4th MEDIA時代に比べて7倍に増加した。固定料金で“見放題”が(サービスの拡大に)大きく貢献している」(同氏)。

BSデジタル放送のIP再送信も検討

 サービス拡充計画は、ハイビジョンチャンネルの拡充と地上デジタル放送のIP再送信エリア拡大、HDD内蔵高機能STBなどが中心になる。

 まず、4月から「スカイ・A sports+HD」「GAORA HD」などのハイビジョン専門チャンネル10チャンネルを追加する。このうち6チャンネルは、国内で初めてのハイビジョン放送となる。また、2009年10月以降には、さらに「10チャンネル以上」(同社)を追加して30チャンネル前後まで増やす計画だ。

photophoto 地上デジタル放送のIP再送信エリアは順次拡大。BSデジタル放送の再送信も検討中
新規ハイビジョンチャンネル 概要
ムービープラスHD 洋画専門チャンネル
ザ・シネマHD 途中CMなしの洋画100%チャンネル
洋画★シネフィル・イマジカHD 洋画専門チャンネル。日本初放送
GAORA HD プロ野球やNFLなどのスポーツと吉本のお笑い満載のエンターテイメントチャンネル。日本初放送
MONDO21 HD 麻雀、パチンコ、グラビア、ゲームなどをテーマにした娯楽チャンネル。日本初放送
ヒストリーチャンネルHD 歴史エンターテインメント専門チャンネル。日本初放送
スカイ・A sports+ HD 朝日放送系スポーツチャンネル。日本初放送
旅チャンネル HD 旅行専門チャンネルのHD版。日本初放送
ナショナル ジオグラフィック チャンネルHD ドキュメンタリー専門チャンネル。日本初放送
衛星劇場HD 邦画を中心とする映画とドラマの総合チャンネル
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