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クリプトンから「KX」最上位スピーカー、「KX-1000P」

» 2009年03月30日 11時25分 公開
[ITmedia]
photo 「KX-1000P」

 クリプトンは同社スピーカー製品の最上位モデルとなる密閉型スピーカー「KX-1000P」を6月上旬より販売開始すると発表した。価格は99万7500円(2本1組)。

 「KX-3P」と同じく、モニタースピーカーとしての資質を持ちながら音楽を楽しく聴ける「ミュージックモニター」として位置づけられるが、KX-3シリーズの2ウェイブックシェルフではなく、ウーファーを2基搭載する3ウェイ4スピーカー構成のトールボーイタイプとなっている。

 ユニット構成はウーファーが「170ミリクルトミューラーコーン型スーパー・ツインドライブウーハー」、ミッドが「170ミリクルトミューラーコーン型ウーハー」、ツィーターが「35ミリピュアシルク・リングダイヤフラム・ツィーター」。いずれも過渡特性に優れたアルニコマグネットのつぼ型磁気回路を採用している。

 ウーファーは170ミリ径ユニットを2基搭載することによって250ミリ径相当の放射面積を獲得しており、ボディのスリムさを保ちながら迫力のある低音再生を可能としている。針葉樹系木材の18ミリ厚エンクロージャーは、2ウェイ部とウーファー部が分割されており、内部には吸音材として、低密度フェルトと同社製「ミスティックホワイト」の2つが配置されている。

 すべての内部配線はモニター社のOFC線を採用しており、素子間の結線は、はんだ付けではなくカシメでなされている。サランネットには西陣絹織りを用いることで高域透過性を高めつつ、ピアノ鏡面仕上げのエンクロージャーとのマッチングも図られている。

 再生周波数帯域は35Hz〜40000Hz。サイズは1005(高さ)×280(幅)×243(奥行き)ミリ、33キロ(スピーカーべース含む)。

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