コラム
» 2009年04月02日 17時49分 UPDATE

「スペースインベーダー筐体型バンク」で、いまさら“名古屋撃ち”を研究する (1/2)

タカラトミーの「スペースインベーダー筐体型バンク」は、ゲーム筐体を1/6スケールで再現したミニチュア貯金箱だ。小さくても、しっかりゲームをプレイ可能。とくれば、試してみたいことがある。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 タカラトミーの「スペースインベーダー筐体型バンク」は、ゲーム筐体(きょうたい)を1/6スケールで再現したミニチュアの貯金箱だ。小さいながらも、しっかりゲームをプレイできるところがウリ。しかも100円玉を入れないと動かない、リアリティーにこだわった玩具である(→スペースインベーダー、貯金箱になって侵略再開)。

photophoto 「スペースインベーダー筐体型バンク」。100円玉を入れるとゲーム開始

 スペースインベーダーは、タイトーが1978年に発売したアーケードゲーム。コミカルなドット画のキャラクターもさることながら、“集団の敵が攻撃してくる”という当時としては斬新なゲームシステムで人気を集め、全世界に26万台を出荷するヒット商品になった。ゲームのテクニック(裏技?)として有名な“名古屋撃ち”もスペースインベーダーの攻略法として誕生したものだ。

 では、この小さな筐体で名古屋撃ちができるのだろうか。というか、そもそも名古屋撃ちとはどのような攻略法なのか?

 スペースインベーダーが社会現象を巻き起こした当時、筆者はまだ小学生だったため、「インベーダー喫茶」など行ったことはない。テレビのニュースで“筐体に100円玉を積み上げてゲームに熱中する人々”が報じられても、100円玉の山がうらやましかった程度で、実は何の知識もない。小学生のたしなみとして「炎のコマ」の練習だけはしていたが……。

photophoto とても小さなレバー(左)。モノクロ画面をカラーに見せるフィルムが付属。スペースインベーダーが流行していたころ、実際にカラーセロファンをはって“なんちゃってカラー”にしていたお店も多かったという(右)
photophoto 最下部のコインボックスにお金がたまる。取り出す際にはドライバーが必要(左)。電源は単三形乾電池×3本(右)

 しかし、現在は知識と雑学の宝庫「インターネット」がある。さっそく「YouTube」で“名古屋撃ち”を検索すると……出てくる、出てくる。一体、いつ、どこで撮影したのか。先人たちの卓越した技術が惜しげもなく公開されているではないか。

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