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» 2009年04月24日 12時11分 UPDATE

「おでかけ」だけじゃない、ソニーのBDレコーダー「BDZ-A750」を検証する(後編) (1/2)

後編では、「アクトビラ」やPCによるリモート予約など、新しい要素を検証していこう。ソニーのレコーダーでは初搭載のアクトビラは、ハイビジョン解像度の「アクトビラ ビデオ・フル」にも対応し、セルスルーであれば「おでかけ転送」が行える点がユニーク。

[坪山博貴,ITmedia]

 前編では「BDZ-A750」の進化した「おでかけ転送」機能に触れた。後編では、「アクトビラ」やPCによるリモート予約など、新しい要素を検証していこう。

photo ソニーの「BDZ-A750」。デザインは2008年秋モデルをほぼ継承。重厚感もあるAV機器らしいデザインだ

 ソニーのレコーダーでは「BDZ-A750/950」が初対応となるアクトビラ。ビデオ関連のサービスはハイビジョン解像度の「アクトビラ ビデオ・フル」にも対応し、ストリーミング再生に加えて、ダウンロードでは再生期間が限定される「レンタル」と再生期間が制限されない「セルスルー」の両方に対応した。つまり、現状のフルサービス対応だ。

 セルスルーで購入したコンテンツは、BD/DVDメディアにダビングできる。実際に購入してみたところ、ダビング可能回数は番組ごとに異なり、最大2回だが1回に設定されているものもあった。最大回数ダビングを終えたあともHDD上にコンテンツが残り、再生はできる点がデジタル放送の録画番組と異なる部分だが、ダビングの実行にも期限(再生の期限ではない)がある点には注意したい。このほか、DLNA配信は行えない(クライアントの一覧に表示されない)といった点は、パナソニックの2009年春モデルである「DMR-BW930/730/530」と共通だ。

photophoto セルスルーコンテンツ。ダビング回数は2回と1回のものが存在した。ダビングの実行にも期限(再生の期限ではない)がある点には注意したい
photophoto 購入したセルスルーコンテンツ。購入後はダウンロードが完了すると、DLNA配信などを除いて録画番組と同じように扱える。ダウンロード中でも追いかけ再生のような形で再生が可能だ。ダビングでの操作も録画番組と同じだが、高速ダビングのみとなる。このコンテンツは録画モード「SR」相当のようだ

 BDZ-A750/950の特徴は、セルスルーであれば「おでかけ転送」が行える点だろう。ただし、おかえり転送には非対応で、転送時には再生時間と同じ時間を使っての変換が必須になる。前述のようにセルスルーコンテンツのダビング可能回数は最大でも2回なので、おでかけ転送(320×240ピクセルへの変換・ダビング)でダビング可能回数が減ってしまうのは、ユーザーとしてはちゅうちょしてしまいそうだ。こちらに関してはコピー回数を増やすよりはおかえり転送にも是非対応してほしいと思う。続きから転送できるといった機能はセルスルーに多い映画向きだとも思うのだ。また、例えば旧作のテレビ番組なども、SD解像度でいいので1話100〜200円程度でセルスルーされるようになれば、評価は変わるかもしれない。

photo セルスルーコンテンツの「おでかけ転送」では変換が必須となる。変換時には再生時間がそのまま必要になるので長時間の映画などを転送する場合には時間に余裕をもって作業したい

PCからも利用可能になった準リアルタイムなリモート予約

 BDZ-A750/950の登場に合わせるようにサービスが開始されたのが、PCからのリモート予約サービスだ。従来携帯電話からのみ可能であったサービスを、PCのWEBブラウザからso-netの「Gガイド.テレビ王国」にアクセスすることで利用可能になったものだ。利用には専用IDの取得が必要だが、利用料金は無料。既にレコーダーがインターネットに接続していればPCからサイトで申請したIDをレコーダーに入力するだけで設定作業も完了する。

photophoto リモート予約操作の設定は、PCや携帯電話側で操作して発行される16桁の数字列を入力するだけ。複数のPCや携帯電話からリモート予約することもできる
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