環境省、経済産業省、総務省は5月12日、「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」における、製品別のエコポイント数および交換商品などの基本的な考え方を明らかにした。
エコポイントは、補正予算の国会成立を条件として、5月15日以降に省エネ家電(グリーン家電)を購入した場合、エアコンと冷蔵庫の場合では価格の5%、地上デジタル放送対応の薄型テレビでは10%程度の「エコポイント」が付与されるというもの。今回の発表により、薄型テレビでは40V型/46V型で23000、46V型以上で36000ポイントが付与されることになった。
テレビサイズ | エコポイント数(点) |
---|---|
46V型以上 | 36000 |
42V型/40V型 | 23000 |
37V型 | 17000 |
32V型/26V型 | 12000 |
26V型 | 7000 |
買い替えをしてリサイクルを行う場合 | さらに3000ポイントをプラス |
交換商品については、「省エネ・環境配慮に優れた商品」など3つの方向性を明らかにした。「具体的な品目については、エコポイント事務局の受託事業者が決まったあとに第三者委員会を設置して決定する予定」という。
1.省エネ・環境配慮に優れた商品
2.全国で使える商品券・プリペイドカード
3.地域振興に資するもの
注:公共交通機関利用カードを含む
また同日、薄型テレビの「エコポイント対象製品一覧表」がアップデートされ、ユニデンの32V型液晶テレビ「TL32DX2」などが追加されている。一方、統一省エネラベル「☆☆☆☆☆」ながらもアナログチューナーしか搭載していなかったオリオン電機「LDA-190」など一部機種がリストから削除された。
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